姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

もう10年やけどまだ10年です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日は瓦組合の青年部の役員会でした。これまではずっとZOOMを使ってのweb会議でやっていたんですが、緊急事態宣言も解除になったという事で集まれる人は神戸の組合事務所に集まる事になりました。web会議でも顔を合わせられるんですが、やっぱり実際に会って話をする方がいろいろと会議も進みますね。あれこれ話ていたらあっという間に2時間経っていました。

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東日本大震災から10年が経ちました。

 

今日は3月11日です。あの東日本大震災が起こった日です。もう10年も経つのかって感覚もあるんですが、まだ10年かって思う事もあります。
10年前の地震発生時刻は私は姫路の北部の山の中の現場にいました。屋根の上に上がっていたんですが、地震なんて感じなくて友人からの「地震大丈夫?」のメールで初めて地震があった事を知ったくらいです。
全く揺れなかったので、そのまま仕事を続行して現場から帰る途中の車の中のラジオから緊迫した情報が流れてきて大事になるかもしれないって思っていたんですが、会社に帰ってきて得た情報はそれ以上でした。

 

阪神・淡路大震災も同じ感覚です。

 

テレビから流れてくる情報はどこか現実離れしたものばかりやったけど、それでも毎日のように震災関連の報道が流れてくると現実にあった事やって信じるしかないんですよね。そしてそれが続き過ぎると今度は当たり前になってしまってどんどん感性が麻痺してきます。ちょうど今のコロナの状況に麻痺しかかっているのと同じですね。
実は阪神・淡路大震災の時にも同じ感覚を味わいました。なんでもかんでも自粛で被害を受けていないところでもイベントも中止になってしまって、それが逆にしんどくなる原因になっていました。
震災後5年とか10年という感覚も全く同じです。

 

いつでも警戒しておかないとです。

 

最近はまたあちこちで地震が頻発しています。南海・東南海トラフ地震がいつ来てもおかしくないという話は私が学生の頃から聞かされ続けています。常に警戒し続けておかないといけないのは分かりますが、ずっと警戒し続けるのも疲れるし、いつかどこかで緩んでしまうんですよね。それよりはいろいろと物理的な備えをしながら頭の隅に「もしかしたら」くらいで考えておくほうがいいのかもしれません。
特に我々の仕事は災害の後、心を壊しかねないくらいに殺到してくるので、いざという時の為に備えておかないとなんですよね。
再度、何かあった時のための備えを確認する日にしようと思います。