姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

建築会賞の審査員は世界で活躍するOBです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先日、ニュースで劇場版の「鬼平犯科帳」が新しく制作されるという話が配信されていました。これまでの「鬼平」は中村吉右衛門さんが演じていらっしゃったんですが、今回の鬼平からは甥の松本幸四郎さんに代わるそうです。個人的には吉右衛門さんの鬼平が大好きやったんですが、世代交代は楽しみでもあります。地上波では時代劇をほとんど観る事が出来なくなってしまったのがさみしいですね。

 

建築会賞の審査は何回参加しても楽しいです。

 

昨日は午後から建築会賞のオンライン審査会でした。何度もこちらでも紹介している話ですが、建築会というのは明石高専建築学科のOB会組織です。その建築会がその年に卒業する学生の卒業研究を先生とは違う目線で審査するのが建築会賞です。
今回で第8回になるんですが、私は第1回から関わらせてもらっています。途中に仕事の都合でどうしても参加出来なかった年もあるし、今回のように審査員としてではなくただ聞いているだけの年も多いんですが、何回参加しても現役学生の話を聞くのは楽しいです。

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日本全国どころか海外で活躍している方もいます。

 

毎年、審査員は建築会員であるOBにお願いしていて、会場に集まる場合には会場まで来て頂けるかたに限定されてしまうので、審査員の選択肢が限られていたんです。でも今年は最初からオンラインでの開催が決まっていたので、審査員の方がどこに住んでいても関係なくお願いする事ができました。
そのおかげで日本全国どころか海外の方にもお声がけする事が出来ました。台湾から審査員をしてくださった先輩やパリから参加してくれた同級生などなど建築会の本領を発揮できたと感じています。

 

審査方法など課題は山積です。

 

卒業研究展の会場に足を運んで審査していた時は事前審査もしたけど、実際に展示を見て、学生に話を聞きながら発表者を決める事が出来たんですが、オンライン開催となるとそういう訳にもいかず、発表者は事前審査で決められた学生になりました。
事前審査では限られた資料のみで学生の話を聞かないまま審査するので、梗概やポスターの印象と話を聞いてみた印象が大きく変化する学生も居ました。これまでの会場での審査を土台にしてオンライン審査をしたんですが、しっくりこない部分があったのも確かです。
来年以降の審査に向けて課題は山積やけど、それも含めて来年の建築会賞が楽しみです。