姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

燕が飛ぶ季節になりました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日から新学期の学校も多いみたいですね。朝、現場に向かう道すがらでたくさんの小学生を見かけました。今年は入学式もちゃんと開催されるみたいで、ちょっと緊張気味の新一年生とその親御さんの姿もあります。去年の今頃は得体の知れないウィルスに戦々恐々としていましたが、1年も同じ状況が続くと怖いとは思うものの、いい加減慣れてきます。もうそろそろ感染者数の報告はいらないかなぁ。

 

あちこちで燕が飛んでいるのを見かけます。

 

桜が散るとなんとなく春が終わったような気分になるけど、むしろ春はこれからなんですよね。暦の上では後1カ月ほどで夏になるんですが、実際には立夏の頃はまだまだ春と言っても問題ないかと思います。
夕方になると少し風が出てくる日も多いけど、天気も良くなって空の青が少し深くなったような気がします。嬉しくなって見上げたら燕が飛んでいてちょっと嬉しくなりました。

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屋根の上では燕に物凄く警戒されます。

 

仕事柄、燕が営巣する季節でも屋根の上には上がるんですが、どうしても巣に近付かないといけなくなる事があります。その時には親燕がめっちゃ警戒して鳴き声を出します。そして目の前とか頭の傍をかすめるように飛び回るんですよね。
攻撃される事はないんですが、燕からしたら巣を荒らしに来た外敵に見えるんでしょうねぇ。
瓦の仕事を始めたばかりの頃は燕が牽制するように頭の傍を飛び回るのがちょっと怖かったんですが、今はそれにも慣れて出来るだけ刺激しないように工事が出来るようになりました。

雛が大きく成長するのを見るのも楽しみです。

 

燕が巣を作る家では巣の下に落ちた糞の掃除とかが大変みたいですが、工事に入った現場で1カ月くらいかかる工事やと雛がどんどん大きくなっていくのを観察する事が出来るのがとても楽しみなんです。場合によっては巣立ちの瞬間を見ることも出来るんですよね。卵から孵ったばかりのちっちゃい雛が目に見えて大きくなっていくのは観察していてとても面白いです。
うちの家は蝙蝠ばっかりで燕が来てくれないので、今年もどこかの現場で燕の雛の様子が観察できるといいなぁ。