姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

瓦降ろしは当日だけでなく2~3日先の天気まで確認します。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
朝、現場に出る準備をしている時からやたらと冷えるなぁって思っていたら、どうやら今日の最低気温は1度やったらしいです。桜も散ってしまった今の時期に1度っていうのはちょっと冷えすぎですよねぇ。日中は汗かくくらい暑かったので寒暖差が大きかったのも調子が狂う原因です。

 

瓦降ろし工事を着工しました。

 

4月に入ってからこれまで見積もりしていた仕事の発注が相次いで、現場が重なるようになってきました。そんな中、昨日、外部足場を架けて今日から瓦降ろしを着工した現場があります。普段なら金曜日に足場を架けたら瓦降ろしは月曜日にする事が多いんです。瓦を降ろしてすぐに日曜で作業が休みやと急に天気が悪くなった時などに対応しきれないからです。でも来週の天気予報を見ると姫路では火曜日から天気が悪くなるみたいなので、着工するなら早い方がよいと判断しました。

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雨が降るまでに雨仕舞をつけないといけないんです。

 

瓦を降ろしてもすぐに瓦を施工できるわけではありません。めくった後の野地板の状態によっては野地板を修理したり、増し貼りしたりしないといけないんですよね。その後に下葺き材のルーフィングを施工して、その上から桟木を打った後にやっと瓦を施工する事が出来るんです。
だから瓦を降ろしてすぐに天気が悪くなると困るんですよね。ルーフィングの施工が完了してしまえばなんとか雨仕舞が取れるんですが、それまではシート養生なのでどれだけ気を付けていても雨が強くなると絶対大丈夫といえなくなるんです。

 

急な天候の変化に悩まされます。

 

最近は天気予報の精度が上がってきたからか、見る度にコロコロと予報が変わってしまうのでリフォーム工事の着工日には悩まされています。特に週間予報はまったくあてに出来ないんですよね。前日の予報で大丈夫でも朝起きたら雨が降る予報になっていたりするので油断できないんですよねぇ。
夏場には夕立がスコールかっていう勢いで降ったりもするので、これからの季節は特に注意しないとですね。