姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

他の地方と比べてみると県民性がよく分かります。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
午前中に屋根の葺き替え工事の現場の瓦揚げに行ってきました。現場の条件が良ければ荷揚げ機にトラックを横付けして作業出来るんですが、今回の現場は残念ながら横付けできませんでした。つまり数歩とは言え瓦をトラックから運ばなければならないんです。これが結構な重労働で肩と腰に負担がかかります。明日あたり、筋肉痛かなぁ。

 

言葉は環境で変わっていきます。

 

私は姫路生まれの姫路育ちですが、高校に進学する段階で姫路から出ました。とは言っても明石なのでそれほど離れているわけではないんですが、同級生には播州地域以外が出身の人の方が多いくらいやったので、自分が使っていた言葉が関西弁の中でもちょっと変わっているという事に早めに気付く事が出来ました。
その後、愛知県の大学に進学して日本全国に友人が出来たので私が使う「播州弁」はコテコテの人に比べたらかなり柔らかいと言われるようになりました。自分ではそんなに大きく変わっているとは思っていなかったんですが、生まれてからずっと姫路にいる友人と話をしていると確かに変化していました。

 

生まれ育ったから離れないと分からない事があります。

 

最近はよくテレビなどでもそれぞれの都道府県独自の県民性について話題にしている番組があります。地元から離れてしばらく生活していたし、日本中の友人たちと話をするのが当たり前になっているので、テレビで県民性の話題が出ても地元独自の文化が全国的に変わっていると言われても納得できます。
でも地元から離れて生活していない人にとってはテレビなどで流れてくる情報は実感が伴わないんじゃないかと思います。特に言葉と食べ物に関しては長く地元から離れないと分からないですね。

 

県民性マンガの兵庫県版が出版されました。

 

私が大好きな漫画に「うちのトコでは」という作品があります。47都道府県を擬人化してそれぞれの県民性をキャラクターの性格や好みという形にしている漫画です。
これまでは47都道府県全部が出てくる作品ばかりやったんですが、最近、兵庫県による「兵庫県五国連邦プロジェクト」の公式ホームページで同じ作者が県民からの投稿ネタを漫画化して発表していたんです。それが単行本化されたので購入してきました。

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1県につきキャラクターは1人という原則やけど兵庫県だけは5人に分かれているんですよね。播磨、神戸、但馬、丹波、淡路の5人がいろいろなネタを披露してくれるのが面白くて時間を忘れて読んでしまいます。
興味ある方は一度読んでみてください。