姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

今年もゆかた祭りは中止が決定したようです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
4月も半ばを過ぎると日没がだいぶ遅くなってきました。冬場は17時には真っ暗になってたのにいつの間にか19時くらいまでは外が明るいんですよね。現場調査ではお客さんの仕事が休みの日か仕事から帰ってくる時間でしか伺えない事も多いので、日が長くなるのは助かります。ただこれからはどんどん暑くなってくるので熱中症にも注意しないとです。今が一番仕事がしやすい時期かもしれません。

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姫路の梅雨の風物詩「ゆかた祭り」の中止が決定したようです。

 

姫路には大きなお祭りがいくつかあります。有名なのは姫路市内の各地域で秋に開催されている「秋祭り」ですね。「灘のけんか祭り」などが有名です。姫路城周辺で言えば「お城まつり」と「ゆかた祭り」が有名です。
お城まつりは数年前までは8月に開催されていたんですが最近は5月に開催日が変更になりました。真夏の一番暑い時期から変更になって参加しやすくなったんですが、ゆかた祭りは昔から変わらず6月20日ごろに開催されているんです。
そのゆかた祭りの今年の開催の中止が早々と決定になったとのニュースが出ていました。

 

江戸時代から続くお祭りです。

 

姫路のゆかた祭りは姫路城の守護神とされている「長壁神社」の例祭にちなむ夏祭りとして昔から親しまれています。起源は江戸時代でその頃の浴衣は下着と同様に考えられていたそうですが、当時の藩主が式服が作れない町人も浴衣で祭りに参加する事を認めた事だという説もあるみたいですが、本当の話かどうかは分かりません。ただそれくらい昔から浴衣で祭りに参加する風習はあったみたいです。

夜店の数が日本一だったそうです。

 

2013年までは祭りに出店している夜店の数が800店以上で日本一やったらしいです。でもそれが反社勢力との不祥事に繋がったらしく今では当時の1/10程度の夜店しか出ていません。
それでもゆかた祭り当日はたくさんの人が浴衣で駅前に集まるので風情のあるいいお祭りなんです。
今年だけでなく昨年もコロナの影響で中止が決まってしまったのはとても残念です。
と言っても私はあまり人が多いのは得意ではないので数えるほどしか参加した事がないんですが。
早いとここういう地域のお祭りを中止しないで済む世の中になって欲しいですね。