姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

太陽が暈をかぶると天気が悪くなる?

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今週は1日も雨が降る事なくしっかり仕事が出来た1週間になりました。GW前の今頃が一番天気が安定していて仕事がしやすいんですよね。でも天気がいいとどんどん気温も上がってくるし、日焼けも今くらいから少しずしていくんです。丸一日現場で作業すると夜にお風呂に入った時に肌がピリピリします。夏場に向けてそろそろ準備していかないとです。

 

いい天気やのに太陽が暈をかぶっていました。

 

今日は会社の近所の現場での瓦降ろし工事でした。足場に荷揚げ機を掛けてめくった瓦を降ろして、荷揚げ機の下で降りてきた瓦をトラックに積み込んでいきます。
常に屋根の上を見上げて様子を伺っているとちょうど太陽が視界に入るタイミングになってしまいました。幸い、カーポートがあったので直視はしなくて済んだんですが、こういう時は眩しくて困ります。
そしていい天気やと思っていたのに太陽が暈をかぶっているのがよく分かりました。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20210423190421j:image

 

太陽が暈をかぶると天気が下り坂になるという話があります。

 

この「太陽が暈をかぶる」という現象、ハロともいわれていますが昔からこれは天気が下り坂になるサインやって教えられました。瓦降ろしをしてるのに下り坂のサインが出てる?って思って慌てて天気予報を見てみたら1週間くらいは好天が続く予報になっていてホッとしたんですが、実際に暈が出た次の日に雨が降る事も多かったので、この話は嘘ではないみたいなんですよね。
燕が水面近くを飛ぶと雨が降るとかと同じで過去からの経験則やとは思うんですが、どういう理屈なのかが気になってしまったので調べてみました。

 

目に見えない雲が原因のようです。

 

なんでもネットで調べるのはあまり良くないなぁとは思いつつも、気になる事は調べずにはいられないので調べてみたら、目に見えない雲で光が反射している事が原因のようです。
雲は超高空にある空気中の水分が氷結したものが集まって出来るんですが、その氷の粒が雲を形成するほど多くない時は普通に晴れているように見えるそうです。太陽光がその氷の粒を通り抜ける時に屈折して起こる現象が「暈」との事です。
そして低気圧が接近すると発生しやすい事から「暈をかぶると雨が降る」という話になったんですね。でも実際には低気圧が接近してなくても発生する事もあるので、暈がかぶったからといって必ず雨になるわけでもないみたいです。
とりあえず葺き替えの現場に影響がなくてホッとしました。