姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

住宅が密集しているところは隣の屋根に飛び移れそうです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今週に入ってからやたらと指が浮腫んでいます。普段からずっと結婚指輪はしたままなんですが、昨日あたりからどうにも指輪が痛くなってきたので、浮腫みが治まるまで外す事にしました。多分、現場作業で水分摂取量が一気に増えたのが原因かな。もう少しで私自身が行かないといけない現場は終わるので、それで落ち着くはず。というか落ち着いて欲しいです。

 

家が密集しているところでの作業は気を遣います。

 

瓦の仕事をしているといろんな立地条件の家に行く事になります。田舎の家やと敷地も広いし、お隣さんとの距離もそこそこあるので、音とか埃をあまり気にしなくても良くて車を停める場所にも困らないんですが、昔の集落のど真ん中とか新興住宅地に行くとどこに梯子をかけて屋根に上がろうか悩むくらい隣と近い事もあります。
当然車を停める場所にも困るし、仕事中に出る音や埃についても注意しておかないといけないんですよね。

 

昔の新興住宅地もかなり密集しています。

 

今の分譲地は比較的敷地も広くて駐車場も確保してある場所が多いんですが、40年くらい前の新興住宅地ではどうやって建てたんやろ?って不思議になるくらい密集しているところが少なくありません。
道路も車が1台通るのが精いっぱいの幅しかなくて、仕事中に車が通りかかる度に移動させないといけなかったりするんですよね。駐車場のカーポートやベランダの波板の庇などで屋根に上がるための梯子を掛ける場所にも困る事も多いです。

 

隣の家の屋根に飛び移る事も出来てしまいます。

 

そういう現場で仕事をしていると、隣の家の屋根に飛び移れそうやなぁって思う事もあるんですが、数年に1回くらいの割合で2軒とか3軒まとめて工事を依頼される場合があります。そういう場合には許可を得たうえで隣の屋根に移動して工事を進めます。
もちろん、安全には十分に配慮して、飛び移るというよりは跨ぐ感じで移動する感じですね。
そういう場所では同じ瓦の屋根がズラッと並んでいて結構壮観やったりします。

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