姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

ロープの括り方を覚えるのが大変やった事を思い出しました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
台風、見事に予想進路を外れましたね。発生当初の予想進路では一番南を通ると本州のを縦断する感じの進路やったのに、九州から四国にかけてを通過していきそうな感じです。九州では既に大雨になっているところもあるみたいなのでまた豪雨災害が起こらない事を祈るのみです。兵庫県強風域には入るかもって感じなので現場の足場のシートを畳んできました。

 

新しく入った仲間にロープの括り方をレクチャーしました。

 

7月末に新たに1人、現場の段取りとして入社してもらいました。とは言っても建築業界そのものが初めてらしいので、現場の仕事の流れを覚えるまでは職人さんと一緒に現場に行ってもらっています。一番暑い時期の入社やったので、体力的に大丈夫かな?って思ったんですが、毎日元気に仕事してくれています。
現場が休みの日には事務所で見積書の整理とかもやってもらっているんですが、軽トラで材料を運んだりする時にロープの括り方が分からなくて困ったみたいなので朝からレクチャーしました。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20210917190345j:image

 

自分も覚えるのに苦労した事を思い出しました。

 

お手本を見せながら思い出したのは自分が入ったばかりの頃の事でした。最近は簡単に締め付けられる道具があるので、ロープで括るのは少数派になりつつあるのかもしれませんが、私が入った頃は軽トラやダンプに梯子を積む時はロープで括るのが当たり前でそのための括り方も覚えないといけなかったんですよね。
で、教えてもらうんですが出来る人はササっとやってしまうので、なかなか覚えられません。お手本を見せてもらってもいざ自分がやろうとするとうまくいかなくて混乱してしまうんです。
何回も練習して出来るようになったのを思い出して、ちょっとゆっくり目で繰り返し実演してみました。

 

毎日括っていると体が覚えます。

 

私の時はロープの括り方を覚えた頃に大型の台風が続けざまに上陸して現場調査で走り回った時期があったので、その時に何回も梯子を積み下ろししているうちに体が覚えました。仮にこれから10年現場を離れたとしても多分もう忘れないと思います。
梯子を括るだけじゃなくて、引っ越しの手伝いに行った時などに大型の家具を固定するのに使ったりと覚えていたら意外と使うシーンがあるんですよね。
多分覚えたての頃は1日2日括らないだけで分からなくなると思うので、これからたまに実技テストやらないとですね。