姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

水が集まる場所は当然雨漏りしやすいんです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日の夕方から今日の朝にかけてドコモで障害が発生していたみたいですね。家では基本的にWiーFiでデータ通信しているのでネットのニュースで見るまで気付きませんでした。どうやら電話も繋がらなかったようで、朝になって復旧してから「昨日は電話が繋がらなかった」と言われました。夕方までは普通に電話出来ていたので、電話がなかったものやと思い込んでいました。最近、いろんなところでシステム障害やら電波障害が発生しています。全部ダメになる事はないと思いたいけど、依存し過ぎてるなぁって感じなくもないです。

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勾配屋根でも陸屋根でも水が集まる場所は雨漏りしやすいです。

 

私たちが雨漏り調査の依頼を受けて伺うところは基本的に瓦屋根の家が多いです。そして雨漏りしているのは水が集まる場所の不具合が多いんですが、たまに陸屋根の雨漏りの調査にも呼ばれます。
ベランダやったり陸屋根の屋上からの雨漏りですね。そういう場合、まず疑うのは防水が切れているかどうかなんですが、これはなかなか見つけるのが難しいです。それともう1つが溜まった雨を排水する樋回りの不具合です。

 

樋回りで雨漏りすると分かり難いんです。

 

陸屋根の防水の樋回りからの雨漏りは物凄く分かり難いんですよね。防水が切れている可能性もあるし、樋が破損している可能性もあるんですが、見えない部分で不具合が起こっている事が多いので解体してみないと分からないんです。
そして樋回りから雨が入っていても他の場所に水が伝っている事も多いので余計に分かり難くなっています。樋やと確定させて周辺部を解体してみたら土台になっている木材が腐ってしまっている事も多いんです。

 

防水は屋根材よりも寿命が短いです。

 

陸屋根などの屋上に施工されている防水の寿命は瓦や板金のような屋根材に比べたら寿命が短いです。デパートのような人が歩き回る事を想定している建物であれば防水の上からモルタルで床を仕上げるので比較的強度は増すんですが、住宅レベルではコスト的にもそこまで強度のある防水にはしません。
それにモルタルで床を作ってしまうと寿命で防水を再施工する時に余計な手間がかかってしまうんです。定期的にメンテナンスして防水し直していれば問題ないけど住宅でそこまで手を入れている人は少ないですね。家の中に雨漏りし出すと手遅れなので注意しておいてください。