姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

現場調査に行く時にはノートが必須です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
緊急事態宣言が解除されて少しずついろいろな制限が外されてきました。そのおかげで中止や延期になっていたイベントや会議が動きだしています。これまではZOOMで済んだ会議が現地開催になったりするので、予定の調整が必要になってきました。
今年に入ってからは手帳をあまり活用せずにほとんど脳内管理していたスケジュールですが、流石に現地に移動する時間が必要になってくると脳内管理では厳しくなってくるのでほとんど使っていなかった手帳を久し振りに開いてみました。月間スケジュールが8月までで止まっていたのがちょっと寂しいですね。

 

組合からノートが2冊届きました。

 

今日、会社に兵庫県の瓦組合から郵便物が届きました。それなりに重量があるし分厚いので何かの会議の資料かな?って思って開封してみたら中にはノートが2冊入っています。

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このノートは全瓦連青年部が作った「瓦職人手帳」です。今年の夏に完成したという話は聞いていて、購入希望者を募っていたので注文したんですが、注文したものよりも一足先に組合で購入して組合員に送ったものが届いたようです。

 

現場調査ではノートが必須なんです。

 

新築の現場ではまだ建物が建っていない状態なので基本的には事前に現場調査はしません。建物の図面が送られてきて、それを元に必要資材を計算して積算したら済むからです。でもリフォーム工事の場合には現場調査は絶対に必要になります。
現場周辺の環境や車を置く場所、瓦揚げ機を設置する場所まで事前に調べておかないと現場に行ってから車が通れないとか瓦揚げ機が設置出来ないなんて事になったらいくら予算があっても足りなくなるからです。

 

共通の書式がありませんでした。

 

でもこれまでは現場調査に必要な情報を書き入れるための共通の書式なんてありませんでした。現場調査に行った人が測定した寸法を書き入れるためにノートを持っていくくらいで、そこに寸法と共に必要と思われる情報を書き入れるのがせいぜいやったんです。最近はスマホで写真を撮れるので、映像情報で残す事も増えてきましたが、それでもこんな風に気を付けないといけない情報が事前に書いてあるのはとても助かります。
使ってみたらいろいろと改善点も出てくるかもですが、ひとまず使いやすいように感じるので現場に持っていくのが楽しみです。