姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

大きな現場が終わるとホッとします。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表’(おもて)です。
朝から真冬のような冷たい風が吹いていて、まだ冬用の布団を出していなかったので寒くて目が覚めました。流石に毛布は出してきてるんですが、寝ている間にかぶっていたはずの毛布がどこかへ行ってしまうんですよね。もう今から劇的に暖かくなる事もないと思うので、衣替えもしないとです。

 

着工中の現場が終わりました。

 

今月半ばくらいから着工していた葺き替えの現場が今日完了しました。着工前は今月いっぱいくらいかかるかな?って思っていたんですが、思っていた以上に応援の人に来てもらえたのでかなり早く進める事が出来たんです。
瓦を葺ける職人さんの人数も多かったし、材料を運ぶ手伝いをしてくれる手元さんも常時入れる事が出来たので車を横付け出来なくて荷物を運ばないといけない現場やったけど順調に進める事が出来ました。

 

新しい瓦の葺き上がりはやっぱり綺麗です。

 

今回の現場では三州のいぶし瓦を使いました。普段は淡路のいぶし瓦を使う事が多いので今回は久し振りの三州です。淡路モノのよりも瓦の肌はちょっとごつごつした感じはあるんですが、桟瓦が葺き上がって一面いぶし色になるとやっぱり綺麗ですね。

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私も出来るだけ毎日現場を確認に行くようにはしているんですが、たまに行けない日もあって、1日空けた後に確認に行ったらびっくりするくらい工事が進んでいるので次の仕事の段取りを考える余裕が出来て良かったです。

 

葺き替え工事は完了するとホッとします。

 

新築工事の場合は屋根工事が終わってもそこで全体の工事が終わるわけではないんですが、リフォーム工事の場合は屋根の葺き替えが終わると工事そのものが終わる事が多いんです。今回の現場では屋根工事の後に左官工事が残っているんですが、それでも私たちの工事が終わると雨が降っても雨漏りの心配もしなくていいので、工事が完了して持って帰ってきた荷物を片付けているとかなりホッとします。
また来週から別の現場のリフォームが始まるので、ちょっとバタバタするけど仕事を頂けるのは本当に有難いです。