姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

カパラグリップの吹き付けを最初からやってみました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
朝から和歌山で少し大きめの地震があったみたいです。姫路近辺も少し揺れたらしいんですが、私は車の運転中で全く気づきませんでした。明け方にも山梨で震度5地震があったみたいで立て続けの地震は少し不安になります。山梨は夜中にも地震があったようなので警戒しないとですね。

 

先月、カパラグリップの吹き付け工法の研修を受けてきました。

 

先月の浜松出張で防滑施工登録店会議の翌日にカパラグリップの吹き付け工法の研修を受けてきました。これまでは鏝塗りでの施工しかやっていなかったので、吹き付けで仕事が出来るようになったらこれまでよりもいろいろなところに施工できるようになるので、受けておきたかったんです。
吹き付け工法では当たり前の事ですが、鏝塗りよりもロスが大きくなってしまうんですがより早く広い部分に施工できるしグレーチングのような複雑な形状のものにも施工できるのが利点です。

 

研修でやって分かったつもりでいても難しいです。

 

研修では物凄く簡単に出来たので自分の会社でも簡単に再現できると思っていたんですが、これがなかなかうまくいきません。同じ道具を揃えて、研修でやった事を会社で社員さんと一緒にやろうとしたら、何故かうまくいきません。
道具も手順も研修の時と同じはずやのにって何回も頑張ってみたんですが、どうしてもうまく材料が噴出してくれません。
結局イーモアさんに問い合わせをしてみたら吹き付けする道具のノズルの設定がちゃんとできていなかったんです。

 

鉄板屋根にも吹き付け出来るんです。

 

吹き付け工法ではガルバリウム鋼板やカラーベストなどの屋根材にも施工出来るので塗装の代わりになります。でもお客さんに言葉で説明するのも難しいので板金屋さんに鋼板のサンプルを作ってもらって、そこに研修ついでに吹き付けをしてみました。
平面でもムラなく吹き付け出来たので後は乾くのを待つのみです。

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研修で作ったグレーチングのサンプルもあるので、また時間を作って他の材料のサンプルも増やしていって、「防滑」を広めていかないとですね。