姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

梅雨に向けて屋根や樋の点検を早めにしておきましょう。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
朝はちょっと寒いくらいやったんですが、日中はめちゃくちゃ暑かったですね。兵庫県の北の方まで現場調査に行ってたんですが、日差しが強くてエアコンを効かせた車内で運転しながら汗をかいていました。これからどんどん気温もあがっていくし、日差しも強くなっていくので、ちょっと対策しないとですね。

 

今年は梅雨入りが早くなるという予報もあります。

 

先日、沖縄が梅雨入り宣言していました。早いなぁって思ったけど沖縄はだいたいGWあけたくらいで梅雨入りしていました。近畿地方は例年であれば梅雨入りは6月6日前後くらいになっています。今週は後半がずっと雨予報になっていて、天気予報によると例年よりもかなり早い梅雨入りも有り得るとの事でした。
昔は梅雨にはしっかり雨が降って、梅雨が明けたら暑くなっていたけど、最近は梅雨の間に雨が降らなくて梅雨が明けてからゲリラ豪雨になるなんて事もあるので油断出来ないですね。

 

雨が多くなる前に屋根や樋の点検をオススメします。

 

今年は冬から春にかけてかなり風が強い日が続いていました。雨もかなり強く降った日もあって、それで雨漏りに気付いて修理を依頼するお客さんも多かったです。
それでも長く雨が続く梅雨にはこれまで雨漏りしなかったところからの雨漏りしてくる事もあるので雨が多くなる前に屋根や樋の点検をオススメしています。
一昨年、昨年と姫路では大きな台風の直撃がなかった事もあって屋根の状態を全く気にしていない方も多いと思います。梅雨に入って雨が多くなると、梅雨の合間に雨漏りの調査が集中してしまうので、梅雨入り前の点検が大事です。

 

樋の不具合は特に見過ごしがちです。

 

家の中に雨漏りしている場合は比較的気が付きやすいんですが、樋の不具合は雨漏りに繋がらない場合は見過ごしてしまう事が多いんですよね。でも放置しているとそれが雨漏りの原因になる事もあるので、雨が降っている時に軒先の樋や壁に沿って縦に降りてきている樋を確認して水が外側を伝っていないかチェックしてみてください。

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特に古い銅製の樋は一見すると問題ないように見えても折れ目で切れていたりする事があるので要注意です。他に軒先の樋のジョイント部分も切れやすい場所なので要点検です。