姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

中学生の体験指導をすると学校の色を感じる事があります。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先日、登録有形文化財の旧小國家にお邪魔した時の事です。当主の方と長屋門のベンチでいろいろと話し込んでいたら上から何かが「ボトッ」と落ちてきました。幸い私の頭に直撃する事もなく、私が座っていた場所から30cmくらい離れたところに落ちたんですが、何かと思ったらシマヘビでした。どうやら長屋門に営巣していたツバメを狙っていたらしいです。ヘビは苦手なので流石にちょっとびっくりしましたが、何とか声を上げずに堪える事が出来ました。今の時期は蛇やら蜂やら多いですね。刺激しないように気を付けないとです。

 

ものづくり大学での体験指導でした。

 

今日は兵庫県立ものづくり大学校での体験指導でした。いろいろな職種の体験が出来るのがものづくり大学のいいところなんですが、たくさんある職種の中で外で作業をするのは瓦葺き体験だけなんです。他の職種での体験は全部室内で行われていて、私たち瓦葺きも後半は室内に移動するんですが、瓦の架台に施工する時やのし瓦をタガネを使って切る時などはかなりの音が出るし、埃もするので外でやるようにしているんです。
だから暑くなるこれからの時期は熱中症の危険もあるので参加を見合わせていて、今年の前半の体験は今日が最後でした。

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今日の生徒たちは元気いっぱいでした。

 

今日の生徒たちは19人とこれまででも一番人数が多かったんですが、元気な生徒が多かったですね。最初の出席の時には物凄く小さい声での返事しかなかったのでちょっと心配していたんですが、いざ体験が始まってみると、自分がやらないといけない時以外はめちゃくちゃはしゃいでいました。後でやってもらうから見ておくようにと声を掛けても大人しくなるのはその時だけです。
室内に移動してからも自分のやる事を終わらせると教室内を動きまわってちょっと落ち着きがないかなぁって思うくらいでした。
まぁ、中学生の時で無駄に体力が有り余っている時期でもあるので仕方ないんですが。

 

学校によってかなり色が出ます。

 

私たちが感じるこの「元気」とかは本当に学校によって色が出てきます。物凄く落ち着いていて、時間が来るまで凄く真面目にやる学校もあればほぼ全員が大人しく出来ない学校もあるんですが、1人2人そういう生徒がいるという感じではなく、程度の差はあっても生徒たち全員に共通する特徴のように思えるんです。
これは普段の学校生活で醸成されるものなんやろなぁって思いながら、生徒たちに振り回される先生もたまにいらっしゃるので「大変やなぁ」って思ってしまいます。
自分が中学生やった時の事なんてもう遥か昔の事なので忘れてしまいましたが、自分が教える側に立つとその大変さがよく分かります。