姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

久し振りに遮熱の実験をしてみました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
午後からは天気が回復するという予報は見事に外れましたね。姫路は結局1日中雨が降ったりやんだりしていました。梅雨も近くなっているので雨は降って当然なんですが、仕事の予定をやりくりする立場としては雨は出来るだけ予報通りに降って欲しいものです。まぁ、100%的中する天気予報なんてありえませんが。

 

トライやるウィークの初日でした。

 

今日は兵庫県内の中学校で実施されている「トライやるウィーク」という職業体験の初日でした。各中学校によって実施期間は異なるんですが、うちの地元の中学校は毎年6月頭に実施されています。
昨年、一昨年とコロナで中止になっていたので凄く久し振りに受け入れる気がします。しかも中学校の時の同級生のお子さんがうちに来ているんです。受け入れが決まってから知ってちょっとびっくりしました。期間中に雨が降るのは珍しくないんですが、初日から雨というのは久し振りかもしれません。

 

遮熱材の説明のために久し振りに実験をしてみました。

 

中学生には瓦の話や当社の話などをあれこれしていて、うちで取り扱っている瓦以外の商材の話もしてみました。ドローンや遮熱材、防滑材などですね。
そのうち遮熱材に関してはパンフレットに書いてある情報を読むだけではなかなか分かってもらえないので、久し振りに実験をする事にしました。
断熱材を貼った箱と遮熱材を貼った箱に温度計を取り付けて電気ストーブで温める実験です。前にやってから2年くらいやってないので本当に久し振りです。
その間に入社した社員さんもちょうど事務所に居たので一緒に実験を見学してもらいました。

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断熱材はストーブを切ってからも温度が上がりました。

 

実験では1時間半くらいストーブで箱を温めて、箱の内部の温度がどれくらい変わるのかを調べるのと、温められた断熱材と遮熱材の表面がどれだけ熱いかを触って確かめるというものです。1時間半も温めると断熱材の表面は触った瞬間に「熱!」ってびっくりするくらいには熱せられています。火傷するほどの温度ではありませんが、
対して遮熱材はいかにも熱そうな表面やけど触ってみても全く熱くなってないんです。
そして温度計では1時間半で15℃くらい差が開きました。断熱材は42℃、遮熱材は27℃です。そしてストーブを切った後も断熱材の方は温度が1℃ちょっと上がりました。その後2時間くらい経っても断熱材の中の温度は下がりきっていなかったんですよね。こういう実験を見て体感してもらわないとお客さんには伝わらないなぁって改めて感じました。なんとか会社に来てもらって体感してもらわないとですね。