姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

中小企業が当たり前にやっている事がSDGsに繋がっているんです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
最近、あちこち走り回っている事が多くて山の中を通る自動車専用道路もかなり走っています。仕事を終えて会社に戻ってくると車の前面が虫だらけになっています。暖かくなってきて虫も活動期に入ったからか、光に誘われて走行中の車の前に入ってくるんですよね。フロントガラスだけでなく軽バンのフロントグリル全体が虫だらけになっているので、この間洗車したばかりやのにエラい事になっています。早いとこ洗車しないとです。

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SDGsって感覚としては分かるけど説明が難しいですね。

 

ここ数年、「SDGs」という言葉を耳にする回数が激増しています。直訳すると「持続可能な開発目標」で大きな17の目標とその達成に必要な169のターゲット、達成を図るための232の指標で構成されているそうです。
恐らくもともとが英文でそれを直訳しているので何の事を言っているのか直感的に分かり難いけど、なかなか日本人の感覚に合うように説明するのが難しいみたいです。
地球環境だけでなく、人種や男女の差別、貧富の差や戦争や紛争などの問題を解決するために取り組まないといけない事という感じでしょうか。

 

起業規模の大小を問わずやらないといけないです。

 

こういうスケールの大きい話ってどうしても大企業がやっていればいいという感覚になりがちです。正直なところ中小零細企業はそこまで考える余裕なんてないというのが実情なんじゃないかと思います。
でも中身をきちんと確認してみると、「今更そんな事言われなくてもやってる」というような事も多いんですよね。企業規模が大きくなればなるほど達成が難しくて、逆に規模が小さいからこそ続けていられる目標もあるんです。大企業だけがやっていればいいといって知らないフリをするよりは「小さくてもウチはやってる」と声を上げる事の方が企業価値を高める事が出来ると思うんです。

 

これから作るものは配慮があって当然なんです。

 

先日、同業者の集まりがあってその席でメーカーの取組みを聞く機会がありました。メーカー側は私たちよりも遥かに企業規模が大きい会社で、ものづくりの会社としてSDGsに配慮した製品開発をやっています。でも新しく作るものはそれをやっていて当然なんですよね。問題はこれまで作りっ放しにしてきたものの環境負荷を如何に減らすかが課題なんです。「作る」側のメーカーとしては新しいものに取り組みたいのは分かりますが、これまで自分たちが作ってきたものに対する責任にも目を向けて欲しいですね。