姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

梯子などの長いもの固定するベルトが便利です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
台風、上陸してすぐに温帯低気圧に変わりましたね。ちょっとびっくりするくらい早かったです。最初は直撃する?なんて警戒もしていて、天気も今週はずっと雨の予報で工事が進まないなぁって話をしてたくらいなんですが、今日も結局朝だけ雨が降って、その後は少しパラっとする事はあっても普通に仕事が出来ていました。
朝イチに職人さんと相談して少しでも進められる時に進めておこうという事にしたのが正解でした。

 

今でも梯子を固定するのはロープが主です。

 

昔からダンプや軽トラの荷台に梯子や長い材料を乗せて固定するのにロープを使っています。ちょっと特殊な括り方で覚えるまでが大変やけど、一度覚えてしまえばいろんなものを固定するのに使えてかなり便利なので、実は新人さんが入って一番最初に覚えないといけないのがロープワークやったりします。
長さも自由に調節できるので軽トラやダンプに乗っている時は今でもロープをメインに使っていますが、最近私専用で乗っている軽バンのキャリアに梯子を乗せる時はベルトの方が使いやすいです。

 

ベルトは便利やけど細いものは強度が心配になります。

 

軽バンのキャリアに梯子を積む時はキャリアと梯子が密着しているのであまり気にならないんですが、軽トラやダンプの時は運転席の上に梯子を斜めに乗せる形で積み込むので細いベルトやとちょっと強度が心配になるんですよね。
もちろん、分厚く頑丈なベルトもあるしそちらの方が便利なので職人さんによってはそちらを使う人もいます。
ロープは締め方が甘かったりバランスが悪いと解けてしまう可能性があって、特に高速道路を走る時にはしっかり確認していてもスピードと風圧で走行中に梯子が動いてしまう欠点もあります。

 

ベルトの端はほつれやすいです。

 

細いタイプのベルトは長くつかっていると構造上、端部がほつれてしまう事があります。そういう時はライターで炙ってほつれた部分をまとめるんですが、あまりやり過ぎると端部が団子状になってしまって、ベルト通しの部分に入らなくなってしまうんです。最初は指で平たくなるように挟んでいたんですが、炙った直後は熱くて火傷しそうになったので、銅板などを折り曲げる時に使う板金掴みを使ってみたんです。
そしたら思ったよりもうまくいって綺麗にまっ平にする事が出来ました。ほつれがひどいと買い直さないといけないかと思っていたので、使えるようになって良かったです。

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