姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

予防とか備えが大事なのは理解していてもやらない人が大半です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日もかなり暑かったです。朝イチで現場調査に行った時もマスクをしていたらマスクが汗でベトベトになってしまいました。あんなにマスクが湿ったのは初めてやったのでびっくりしました。いくら使い捨てのマスクとは言っても朝に1時間使っただけのマスクを捨てるのは勿体ない気もしたけど、あれだけ汗を吸ったマスクをまた使おうとは思わなかったので処分しました。屋根に上がった時はマスクは外してたんですけどねぇ。

 

災害でも病気でも備えが大事なのは一緒です。

 

最近は予報にない大雨が降って水害になったりもするし、あちこちで地震も頻発しているし、コロナも相変わらずです。こういう事態に完璧に備える事は難しいですが、事前に「こういう事があるかも」って備える事は出来ますね。
そして病気の場合は予防の為に行動する事も出来ます。この備える事や予防する事ってみんな大事やって事は理解はしていてもなかなかそのための行動って出来ないんですよねぇ。

 

家のメンテナンスも「備え」の1つです。

 

自分の体の事なので健康診断などは比較的きちんと受けるんですが比較的後回しにされるのが家や建物のメンテナンスですね。特に新築で家を購入された方はハウスメーカーさんから「メンテナンス」について一切話を聞かされないという話も聞いた事があります。メンテナンスをしなくても良い建物なんて有り得ないのに家が新しいから備えなくてもよいって思うらしいんですよねぇ。

 

雨漏りをしている時はそれ以外の場所も危険です。

 

雨漏りの調査に行った時に屋根に上がると雨漏りしている場所の他にもちょっと怪しい場所っていうのが何カ所もあったりするんですよね。このまま放置していたら遠くない未来で雨漏りするかもしれないっていう場所です。

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だから見積もりする時には本命の場所の修理意外にも出来ればやっておいた方が良い修理の見積もりも一緒に挙げておくんです。たいていは予算を抑えるために今回は見送るという結果になるんですが、大雨とか台風の後で結局修理をする事になったりするんです。
住宅のメンテナンスでは何かを取り替えたりするというよりは点検という意味合いが強いんですが、それすらしない人がほとんどなんです。いくら「100年住宅」と謳っていてもメンテナンスをしなければ50年もしたら住めなくなってしまいます。
出来るだけ「備え」をして欲しいものです。