姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

受けたい講習がどこも満席になってしまっています。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
これまで姫路でちょっと大きめのホールがあるところといえば姫路市文化ホールでした。子供の頃に人形劇を観たりいろいろなイベントをやっていたので何度も行った事があるホールやったんですが、昨年閉館してしまいました。その代わりにオープンしたのがアクリエ姫路です。JRの沿線にあって姫路駅からも近いし文化ホールよりも近くなったので便利になったんですが、何故か駐車場がホールの規模に対して小さいので大規模なイベントがあると必ず渋滞しています。すごくいいホールなのでそれだけが残念ですね。

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石綿関係の資格の講習が大人気です。

 

建築工事で一定の規模以上になると石綿を含有しているかどうかを調査、報告する事が義務づけられました。その調査をするために必要な資格が「石綿含有建築物調査者」です。法律は施行されていますが、まだこの資格の講習があると発表があるとすぐに満席になるほど受講希望者が溢れています。資格を必要としている人の数に対して講習の数が間に合ってないんですよね。
そして調査だけではなく工事をする方にも資格が必要になります。「石綿作業主任者」です。

 

石綿関係の工事を請け負う際に必要です。

 

この「石綿作業主任者」という資格は石綿を含む建材が使われている建物を解体する時に現場に1人は必ず必要になる資格です。石綿作業の特別教育は受講しているんですが主任者の方は未受講やったんですが、特別教育と勘違いしていたんです。
それで受講しようと思って調べてみたらこちらの講習も大人気で現在受講申請を受け付けている講習は年内すべて満席になっています。これが兵庫県だけでなく近隣の大阪や京都、岡山などに範囲を広げても空いてないんですよね。
名古屋や東京、福岡まで範囲を広げても3カ月先とかなんです。

 

資格が必要ならもう少し講習の体制を整えて欲しいです。

 

こういう資格を必要とする法改正があった場合、資格取得のための講習はたいてい後手に回って、必要な時に資格が得られない事態になる事が往々にしてあります。
建築系の場合、法律は国土交通省の管轄やけど資格に関しては厚生労働省管轄な事が多いので、そういう部分も講習が足りない原因になっているのかな?って感じてしまいます。
ただでさえ、建築関係に就労する人が減っているのに資格がないと作業が出来ないという縛りを作ってしまうと現場で仕事をする人はどんどん少なくなってしまいます。
危機感を持っているのは現場の人間だけなんかなぁ??