姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

「瓦」がモチーフになっているとついつい買ってしまいます。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日は日差しは暖かかったのに風が強くて体感気温はめっちゃ低かったですね。それでも少しずつ日が長くなってきているみたいで夕方でも冷え込むのが少しマシになっています。後2カ月弱で春分の日になって、昼と夜の時間が一緒になるんですよね。早く春になって欲しいです。

 

「瓦」をモチーフにしたお菓子がありました。

 

現場を移動する時に長時間運転をしていると眠気に襲われる事もあるので眠気覚ましとしてグミを購入する事があるんです。先日、コンビニに寄ってグミを補充しようと思って売り場を見るとパッケージに「瓦」って書いてあるんです。そしてグミが瓦の形になっているんですよね。
「カンデミーナ」というグミの「ぶどうの達人」という味で3種類のブドウ味で、それが瓦の形になっているんです。ぶどうと武道を掛けているんですが、それよりも瓦の形の方に惹かれて購入してしまいました。

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切り込みがなくて施工は出来ませんでした。

 

このグミは1つ1つがかなり小さいのでそれほど精密な形ではないんです。だから瓦の切り込みなどは再現されていなくて、平べったく並べる事は出来ても瓦特有の切り込みがなくて重ねて施工する事は出来なかったんです。
なんとか施工出来ないかと頑張ってみたんですが、ちょっと無理でしたね。その代わりにパッケージにあるように「瓦割」のように重ねる事は出来ました。
でも「瓦割」ってのし瓦でやるもので、桟瓦でやるとまともに割れる人はほとんどいなくなるんですよね。瓦の湾曲が力を逃がしてしまうので相当な力を掛けても割れないんです。それが2枚も3枚も重なったらもう無理ですね。

 

「瓦せんべい」も瓦をモチーフにしています。

 

瓦をモチーフにしたお菓子として有名なのは「瓦せんべい」ですね。かなり昔からあるお菓子で、記念品などでよく使われていますね。あのお菓子はちゃんと切り込みはあるんですが瓦の湾曲が再現されていないんです。それに焼き印でプリントされている側が表やと思うんですが、通常の瓦であれば裏側にあたる凸部にプリントされているんですよね。だから瓦せんべいを食べる時はいつも逆やなぁって思ってしまうんです。
お菓子の家を作る時にはもうちょっと正確に瓦の形を再現しないとですね。