姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

農機具の運搬には気を遣います。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
全国的に熱中症が増加しているというニュースを耳にしました。毎年の事ではありますが、だいたいGWが明けた頃から日中の気温がどんどん上がっていくのと、朝夕との寒暖差とで体調を崩し易いんですが、特に暑さに慣れていない5月後半に熱中症になる人が多いらしいですね。熱中症というと夏場になる人が多いというイメージがありますが年間で一番多いのは今の時期らしいので水分補給等に気を付けないとです。

 

田植えに向けて田植え機を準備しています。

 

うちの田植えは日曜日にスタートする事になりました。それに伴って叔母のところに預けてあった田植え機を持ってきてもらったんです。最近の田植え機は小型化が進んで軽トラの後ろに載せられるくらい小さいのにかなり高性能で田植えの速度も速いんですよね。しかも田植えと同時に肥料を撒く機能まで付いているので後から水を張ってある田んぼに入って肥料を撒く手間が省けるんです。
出来るだけ農薬や肥料は少なくしたいとは思っているけど、全く使わないとそれはそれで収穫量が減ったり雑草が生い茂ったりするので、基本的には低農薬邸肥料でやろうと思っています。
それとは別に無農薬無肥料の自然栽培も本当に少しだけやっていますが。

 

重心が高いので段差が怖いです。

 

田植え機だけでなく農機具全般に言える事ですが、生い茂っている植物の中に入っていくのを前提としているので運転席が高い位置にあるんですよね。それに伴って車体の重心がかなり高くなっているのが特徴です。稲刈りをするコンバインは車輪がゴム製のキャタピラになっているので比較的安定しているんですが、トラクターにしても田植え機にしてもタイヤが大きくて重心が高いのでちょっとした段差を超える時がめちゃくちゃ怖いんです。
それでも田んぼに入らないと作業が出来ないし、離れた場所に移動する場合には軽トラやったりキャリアカーを借りてきたりして移動させないといけないので、運搬にはかなり気を遣います。

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農機具や建設機械の転倒事故はなかなか減りませんね。

 

私は前職は中堅ゼネコンの現場監督やったし、今でも瓦降ろしなどでレッカー車を使う事もあるので、建設機械の不安定さもよく知っています。建設機械も農機具も毎年のように転倒事故が報告されているんですよね。
最近の機械はかなり安全性が高くなっているのを感じるんですがそれでもなかなか減りません。安全性が高くなった機械でも使う人間が高齢化していくとどうしても咄嗟の操作が間に合わなかったりする事もあるのも大きな要因じゃないかと思っています。
うちの近所で農業をやっている人も私が最年少と言っていいくらいで、私以外で平均すると軽く70歳を超えるんです。建築業界の人手不足も問題やけど農業従事者の人手不足もかなり深刻です。