姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

トライやるウィークで中学生が来ています。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日から今日にかけて、本当によく降りました。確かに雨の量は多いって予報は出ていたけどそれにしてもずっと降っていた感じですね。梅雨の間の雨って時間単位の量は少なくて長く降るイメージやけど最近はやみ間がある代わりに強い雨が降っているイメージです。おかげで地上げ途中の敷地の中には池かってくらいの水溜まりが出来ています。水道工事の関係で土が入っていない所に水が集中して溜まるので水中ポンプを使って排水しないといけないレベルです。

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今年もトライやるウィークの季節になりました。

 

梅雨入りしたという事は今年もトライやるウィークの時期になったという事です。昨日の月曜日が初日で金曜日までの5日間、地元の中学校の2年生の職業体験に協力して2名の生徒を引き受けています。
トライやるウィークの制度が始まってから毎年の恒例行事になっていて、職人さんたちにも協力してもらっているのでなんとかやっていけてますが、ちょうど梅雨の時期なので毎年雨が降った日にどう過ごすのかが課題になっています。

 

現場でもさせられない作業の方が多いです。

 

職業体験という事で出来るだけ現場でも作業はしてもらうつもりではいるんですが、法的にさせられない作業もかなり多いです。制度が始まったばかりの頃は何が良くて何がダメなのかも分からないままでやっていたので、今考えるとかなり無茶な事をやっていたみたいですが、私が戻ってからは出来るだけそういう事はなしにしようって動いています。それでも20年くらい前は屋根の上に上がって作業をしてもらった事もありました。でも法的には15歳未満が高所で作業をするのはダメなんですよね。

厳密に適用していくと「お客さん」になってしまいます。

 

ただ、建築現場で厳密に法律を適用していくと中学2年生って何もできなくなります。それやと職業体験の意味がなくなるので、私や職人さんたちの監督のもと、少しだけ電動工具を扱ってみたりしています。
瓦などの材料を運搬したり下回りの掃除や片付けをやってもらったりするのが主な仕事になるんですが、毎日となるとそれだけでは暇を持て余す事になるので瓦割りの体験をしてみたりとかいろいろ工夫しながら1週間過ごしてもらっています。