姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

今年は何回年を忘れる事になるのやら。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日のブログで500記事を達成出来たようです。まだ毎日書くようになってからやと1年と2ヵ月ほどなので、やっと続けられるようになってきただけで課題は山積みやけど500記事という数字で出てくると嬉しいものですね。

 

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今年最初の忘年会がありました。

 

先週の土曜日は瓦組合青年部の忘年会でした。組合事務所が神戸にある関係で定例会などの会議はほとんど神戸で開催されていて姫路方面の人間にはちょっと移動の負担が大きいんですよね。
それで年に1回か2回くらいは姫路でも開催する事にしたんです。普段の定例会は平日の昼間にやっているので仕事終わってからやと定例会に間に合わない人もかなりの数居て、定例会の時には現場を早目に切り上げて出席してくれている人もいるので、そういう人が定例会に出席しやすいようにして部員同士の交流を密にしようっていう狙いです。
元々兵庫県には神戸、明石、姫路に組合がありました。それが会員数の減少と1都府県1組合という全瓦連の方針の影響で2年前に合併したばかりなので会員同士の交流ももっとしていかないとなんです。

 

取引先関係の忘年会は意外と少ないんです。

 

建築業界というと忘年会などは派手やって印象があるかもしれませんが、今は意外と会社関係の忘年会って多くないんです。社内の忘年会はやってるかもですが、協力業者を集めるようなのはめちゃくちゃ減っています。
私が家業に戻った直後は父と手分けして合計10件くらいは忘年会に行ってたんですが、今は多くて3件くらいです。
それでも忘年会の回数が多いのは取引先関係ではなく、異業種交流会や勉強会などの関係での忘年会が増えたからです。当然、規模は会社関係よりも小さくなりますが、こじんまりしてる分だけ知ってる人ばかりで交流する時間が増えるので気は楽ですね。

 

お酒は美味しくほどほどに。

 

忘年会というとお酒が付き物ですが、ここ数年は無理矢理飲まされる事も少なくなってきてとても助かってます。就職したての頃は「俺の酒が飲めんのか?」的な事を言われて気分悪くなったりする事が結構あったし、お酒飲んでるのに平気で運転してる人が居て年末は無法地帯かと思ったくらいです。
今では飲酒運転は当然厳罰化してるし、風潮として無理矢理飲ませる事はダメだって空気になってきてるので自分のペースで飲みたいお酒を飲めるのがいいですね。
個人的には美味しいお酒をほどほどに飲んで気分良く帰れるのが一番楽しい忘年会です。

肉体的な疲れは頭の回転を鈍くする??

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
2日間のワークショップも無事終わりました。当初の開催予定が台風で延びた事もあり参加人数が少し少なかったのが残念でしたが、それでも6mちょっとの土塀の瓦の解体から再施工まで完了することが出来ました。

 

2日続けてのワークショップは流石に疲れます。

 

昨日、今日と土塀修復ワークショップをさせて頂いた登録文化財「旧小國家診療所」は姫路の北、福崎町にあります。ヘリテージマネージャーの講習で一緒やった浦さんとのご縁から施主の山田さんと知り合う事が出来た事がきっかけです。
旧小國家の周囲には100m近くの塀があり、かなり傷んでる部分が多くてなんとかしたいと考えられていたようです。これまでに4回で計30mちょっとの塀をワークショップで修復できました。瓦だけでなく、左官屋さんのワークショップで壁土を塗る事もやっていて、見違えるくらい綺麗になりました。
これまでは2日間続けてのワークショップはやってなかったんですが、今回は延期の影響もあってなかなか日程が折り合わず2日連続になってしまったので流石にちょっと疲れました。

 

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謎検も受検しました。

 

今日、ワークショップが終わって帰宅してからリアル脱出ゲームを開催しているSCRAPさんがネット上でやっている「謎検」を受検しました。リアル脱出ゲームもかなり難しい謎が一杯なんですが、この謎検もめちゃくちゃ難しい謎が満載でした。
第1回は5月に開催されていて、平均点よりも上でちょっと得意になっていたんですが、今回は平均点よりもかなり悪くちょっと落ち込みました。
平均点が63点のところ、50点です。ひらめき力と注意力が悪くて足を引っ張っていました。注意力は前回も悪かったので仕方ないんですがひらめき力は前回はかなり良かったので、今回こんなに悪かったのがショックです。

 

疲労が判断を鈍らせたのかな??

 

前回と今回の違いと言えば体力的な疲労ですかね。2日続けてのワークショップの疲れは流石に隠し切れませんでした。
普段の仕事では自分でやってる仕事を参加者にやってもらって指導するというのは自分が考えてるよりも疲れるって事ですね。そして疲れてる時にいろいろと考え事をするのはよくないって事も実感としてよく分かりました。
いつもやっているリアル脱出ゲームでは謎を解く前に問題を探し出すところからやらないとなので時間に対する焦りもあってなかなか冷静に謎を解けないのでじっくりとパソコンに向かって謎を解けるというのは自分のホンマの実力がよく分かります。
何回も参加してるけど、なかなか脱出成功率が上がらないのも仕方ないのかもです。

古民家や土塀・土壁など古いものに興味のある人が増えています。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
最近、週末に雨が降る事が多いですね。今日も午前中雨が降っていて冷え込みもかなり厳しかったです。明日は天気回復しそうやけど寒くなってきたんやしそろそろ雨降るのは控えてもらいたいなぁって天気に文句言ってます。

 

土塀修復ワークショップをやっています。

 

兵庫県ヘリテージマネージャーの講習を受けた事がご縁となって福崎町にある登録文化財「旧小國家診療所」の保存・活用に関わらせて頂いてます。診療所部分の葺き替え工事をさせて頂いた他、年に1日か2日ほど周囲を囲む土塀の修復をボランティアの参加者を募ってワークショップという形で進めていて、今年は今日と明日がそのワークショップです。
雨予報でどうなるかと思ったんですが、雨が午前中であがったので午後から明日にかけてで土塀の一部の瓦を降ろして葺き直します。
本職の我々がやってしまうとどうしても予算がかかってしまうので、本職が手を入れるのは最小限に抑えて指導という形で一般の参加者の方に工事してもらいます。

 

いろんな立場、年齢の人が来て面白い。

 

以前参加されていた方の中には関東から来られた方などもいてびっくりしました。自分が古民家に関わる仕事をしたいのでそういうワークショップを見つけては参加していますって方もいらっしゃいましたし、逆に古民家には興味がないけどボランティアで大学の単位がもらえるから参加したという学生さんもいました。どんな動機でも参加してもらえるのが有り難いですね。
参加してもらったら興味なかった事に興味が持てるようになるかもしれないし、我々の仕事の一端に触れてもらう事で瓦屋さんがどんな仕事をしているのかを知ってもらえるのが嬉しいです。

 


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指導する側の経験値としても嬉しいです。

 

指導する側としては兵庫県瓦工事業協同組合青年部の面々に参加してもらってます。台風の修理で忙しい時期に当たってしまって想定よりも少し人数は減ってしまったけど、なんとか時間を作って参加してくれたのでホッとしました。
普段の仕事では職人さん同士で話をしながら進めるので特に気にする必要はないんですが、一般の方を指導する場合には自分たちが当たり前って思っている事を参加者に解説しながらやってもらう事が大事になってくるので、勝手が違っていてちょっと大変です。
でもそういう経験が今後の人材育成に生きてくるんじゃないかと思います。そして普段自分たちが使っている瓦について人に説明する事で漠然と分かっていた事を深く理解する機会にもなるので、こういう機会はとても貴重なんです。
旧小國家の塀はまだ半分以上残っているのでもうしばらくはワークショップが続くと思います。

恒例行事と思っているのはこちらだけ。新鮮な気持ちを忘れないように。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
急に冷え込んできて腰にキテます。仕事柄腰痛とは長年の友達みたいになってますが、毎年冬の始まりは普段以上に腰痛が主張をしてきます。しっかり温めて大事に至らない様にしないとです。

 

鯱つくり教室が今年も開催されました。

 

毎年、母校である姫路市立御国野小学校の5年生に対して開催している鯱つくり教室を本日開催してきました。毎年やる月が決まっているわけではないので、今年はちょっとゆっくりの開催になってしまったので体育館で朝の挨拶をするまでがめちゃくちゃ寒かったです。
去年は人数がかなり少なくて総勢80人でしたが今年は90人と少し増えていました。第一回を開催した29年前は120人やった事を思えば少子化の波がどれほどなのかよく分かります。
29年目やけど途中で何年かやってない年もあるみたいで、私が関わるようになってからで8回目です。

 

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恩師から復活の打診を受けた時は嬉しかったなぁ。

 

元々、最初は地場産業を学ぶという課外授業の一環として、私が小学5年生の時の先生が父に依頼して始まった鯱つくり教室は当社が瓦の製造を休止してからも続いていて、今では淡路島のメーカー「ノミズ瓦産業」さんに焼成をお願いしています。
私が当社に戻ってきて数年した頃に母校に校長として戻ってきた当時の恩師が鯱つくりが止まっている事を知って、再度やって欲しいと打診してきてくださったのがもう8年も前になるんですがつい昨日のような気がします。
私が戻った頃には止まっていたので自分が関わる事が出来る事になって嬉しかったのと恩師がまた頼ってくれたのが嬉しかったのとでちょっと張り切ってしまったのはいい思い出です。

 

毎年「初めて」な生徒達。

 

私たち教える側は「毎年」の事なので同じ事ばっかりやってていいのか?って気分になるんですが、生徒や担任の先生は毎年変わるので常に「初めて」なんですよね。
たまに長くいらっしゃる先生が2度目を経験されたりはするけど毎年違う先生が担当されるので当日までの打ち合わせをきちんとしておく必要があります。
生徒達にしても兄弟やたまに親御さんが経験してる事があるけど自分が経験するのは当然初めてなのでいろいろと聞いてきます。
だいたい聞かれる内容は毎年同じなんですが、それを「またか」ってつい最近まで思っていました。当人たちにとっては初めての経験で分からない事なんやって気付いてからは毎年リセットして教室に向かう事にしています。
恒例行事でも新鮮な気持ちでやると新しい発見ってあるもんですね。

何が問題なのかを根本的に間違ってる気がします。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
最近、何故か本葺きの仕事によく出会います。普通の桟瓦の仕事が少なくなっていると業界内では言われているのに、それよりも更に少ないはずの仕事を頂けるのはありがたい事です。

 

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歴史の教科書から人名が消えるかもと言う報道がありました。

 

先日から少しニュースになっていますが、中学校・高校の歴史の教科書から「坂本龍馬」や「武田信玄」などの歴史上の人物の名前が消えてしまうかもしれません。
何でも覚えないといけない用語が増えてしまった事で暗記がメインの詰込み型の受験勉強になってしまう事が問題になっているからだそうです。
私自身はあまり普通の受験勉強をしてこなかったんですが、歴史を暗記が必要な勉強やと思ったことがなかったのでちょっとびっくりしました。まぁ、歴史は好きやけど学生時代の歴史の成績はあまり良くなかったんですが。

 

歴史って物語であって数字や単語ではないんです。

 

学生時代の歴史のテストってやたらと年表と人物名ばっかり問われるテストやったような気がします。そういうのが受験勉強まで続いてるんやなぁって、ニュース見て思ったんですが、でも学校を出て社会人になってから歴史の事を知れば知るほど楽しくて、元々好きやった時代に繋がっている前後の時代の事まで知りたくなっていきました。
学校の授業では単語や年表などの数字を重要視してて人物同士の関係性やどういう事を考えていたのかとかどんな人物やったのかはほとんどやりません。教える教師の趣味に合っていれば授業中の雑談として出てくるかもですが。
でも歴史に出てくる人たちって昔に生きていた「人間」なんですよね。どういう人物やったのかって事を知った方がその人が何をやったのかがより分かりやすいんじゃないかと思います。

 

日本人は自国の歴史を知らなさ過ぎる?

 

海外の人と話をすると自分の国の歴史はちゃんと覚えていて人に説明出来るって話を聞いた事があります。でも日本人って特定の時代が得意な人は居ても日本の歴史をざっくりと説明出来る人ってあまりいないように思います。
自国の歴史を説明出来ないのが当たり前になってる事自体が変やなぁって思うんですが、そんな話をしたら不思議そうな顔をされた事もあるので最近はあまり言わないようにしています。
他に覚えないといけない事がたくさんあるから歴史は覚えなくていいって意見もあるみたいですが、自分が住んでいる国の事を知るのって言葉を覚えるのと同じくらい大事な事やと思います。
もっと楽しめば暗記なんてしなくても自然と覚えられるのになぁ。

神社の屋根に瓦が少ない理由。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
現場で仕事してるとお昼の休憩以外にだいたい10時と3時に休憩を入れます。夏場は水分補給が必要なのでもっと頻繁に小休憩を入れたりもしますが、気温が低くて日が暮れるのが早くなる冬場は休憩してる間の方が寒いので休憩の時間が短くなります。休憩中に施主さんからコーヒーやお茶を出して頂く事もあるんですが、今は暖かい飲み物が嬉しいです。

 

大きい神社の屋根には瓦が葺かれてないってご存知ですか?

 

伊勢神宮出雲大社春日大社など大きな神社の屋根は瓦葺きではないというのは意外と気付かれてないかと思います。それぞれの神社は有名処やから行った事ある人も多いけど、そこまで気にしてる人は少ないんじゃないかと思います。
大きな神社は檜の皮を使った「檜皮葺き」か「茅葺き」「板葺き」になっている事が多いんです。
瓦葺きなのはお寺なんですが、社寺仏閣と言葉でもまとめられてしまうように似たような場所としてイメージが出来てしまっているので、神社も瓦葺きって思われてるんですね。

 

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神社に瓦が葺かれていない理由。

 

神社、特に大きな神社に瓦が葺かれていないのは「神社」が神様の座すところなので神様の頭の上に当たる屋根に地面の下の土から出来ている瓦を載せる事は神様が地面の下、つまり「黄泉の国」に居る事になるから神社の屋根には瓦が葺かれていないという説があるようです。
神話などを読んでみると神様の世界って1つ1つの言葉や行動にも意味があって、それがとても重要な要素になっていて、「どう考えてもこじつけやん!」って思うような内容もあるんですが、古代の人達は真剣にそう考えてた事がよく分かります。

 

歴史的な観点から考えてみる。

 

個人的に神社に瓦が葺かれていない理由を歴史的観点から考えてみました。
瓦が日本に伝来したのがおよそ1400年前で仏教と共に伝来したと言われています。当時はまだ素焼きでいぶしもかかっていない瓦で、仏教と共に伝来した事から仏教建築においてのみ使われていたと考えられます。
そして伊勢神宮は第11代垂仁天皇の時代、出雲大社に関しては初代の神武天皇の前にはもう既に成立していたようです。
神様を祀る場としてそれなりの年月が経っていて仏教とは別の権威があったので仏教と関わりがある瓦は使えなかったんじゃないかなぁと。そして神社の元締めたる伊勢神宮やそれよりも歴史が古い出雲大社に倣って神社では瓦を使わなくなったんやと思います。その後明治時代の廃仏毀釈の影響もあって瓦屋根の神社が増えてきたんじゃないかと思います。
あくまでも私見ですが。

災いを転じて福と為すには備えが必要です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
そろそろカレンダーが配られ始める時期になりましたね。年賀状の販売も始まっていよいよ年末が近付いてる感じがして気ばかりが焦ってしまいます。当社はカレンダーは作ってないんですが、先日の山陰旅行松江城の堀川めぐりの風景をカレンダーに入れるのも面白いかも。

 


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工事は順番に行っています。

 

先日の台風で屋根に被害が出たお客さんからの修理依頼がひっきりなしに来ていてなかなか工事が進んでいません。見積書を提出して工事が決まった順番に着工していってるんですが、職人さんの数も足りてなくて待って頂いてる状況です。
それでも天気が続いている間は待って頂けるんですが、少し天気が崩れると矢のような催促があちこちからかかってきます。ちゃんと説明してすぐには着工出来ないって納得して頂いてるはずのお客さんや元請さんからも催促が来ていて、雨が降る度に繰り返し連絡があってその対応で少し社内の空気が重くなってしまっています。

 

今がメンテナンスのチャンスです。

 

実は台風や地震の後というのは家を点検するチャンスなんです。普段、生活していて屋根に意識が向くのは瓦屋さんくらいなものなので自宅の屋根に多少の不具合が出ていても雨漏りしたりとか屋根から何か落ちてきたなどの原因がない限りは気付かなくて当然やと思います。

でも災害があって周辺で被害が出たりすると自分の家は大丈夫なのかな?ってたとえ雨漏りがなくても意識するようになると思うんです。そんな風に意識が向いてる間にメンテナンスしておくと家は長持ちします。

 

災害直後には動けませんが少し待って頂ければ必ず伺います。

 

災害の直後というのは修理の依頼が多くて走り回っているのでなかなか対応するのが難しいんですが、少し待って頂ければ必ず伺って点検しますので気になるところがあれば問い合わせ頂ければと思います。

本当は災害なんて起こらないに越したことはないんですが、何もメンテナンスしていない状態で大きな災害に遭遇するよりはちょっとした災害の時に点検しておく事で備えておけば少しは安心出来るかな?って思います。