姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

支払いで手形をもらってちょっとびっくりしました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
最近の朔矢は掃除道具を持ってうろうろしながら床の掃除をするのが楽しいみたいです。事務所にある柄の短いモップを持ってうろうろしながら床を拭く真似をしているのを見たのが最初やったんですが、今日は母屋でコロコロのローラーを持って畳をコロコロしながら歩いていました。教えた覚えはないんですが、気が付かないうちに事務所や家で大人がやっているのを観察していたんでしょうね。迂闊な事をしていると真似されそうです。

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手形で支払いを受けると資金繰りが大変なんです。

 

建設業界にいると支払いを手形で受け取る事も昔はすごく多かったです。特に大手企業が取引相手の場合、半金半手といって支払いの半分は現金で振り込まれるけど残りの半分は手形で支払われて、現金化できるのが手形の期日になるというものです。
手形の期日は短くても3カ月ほどある事が多いので、手形払いが増えると資金繰りが凄く大変になるんですよね。

大手との取引を解消して手形はほぼなくなりました。

 

うちの会社も私が入社した頃くらいまでは大手との取引も多くて、手形での支払いが凄く多かったみたいです。現金化出来ないのでうちも支払われた手形を支払いに使ったりしてなんとか回していたみたいですが、どうしても手形での支払いは敬遠されがちになるんですよね。まぁ、当然といえば当然なんですが。
でも私が入社してすぐの頃に父が大手との取引を解消する決断をして手形で支払いを受ける事はほぼなくなりました。

 

20年以上ぶりに手形での支払いを受けました。

 

だから手形決済という取引の形があるというのは知っていても実際に私が手形を受け取った事はなかったんですよね。それが今回20年以上ぶりに手形での支払いを受けました。私も実物を受け取ったのは初めてやったし、事務員さんも都市伝説レベルでしか聞いた事がなかったみたいで驚いていました。
政府の動きとしては2026年末までに手形を廃止するという方針を打ち出しています。そのニュースを知っていたので、まさかこのタイミングで手形を受け取る事になるとは思っていなくてめちゃくちゃびっくりしました。