姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

「忠臣蔵」の話題が出ると年末感が出てきます。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
会社の玄関には事務所の新築祝いの時に窯元さんから頂いた「えべっさん」が飾ってあります。恰幅のいいお腹は事務所を訪れる人が撫でていくのでちょっといぶしがとれてたりもするんですが、事務仕事をしていてちょっと外に出る時に外し忘れた眼鏡を掛けるのにちょうどよくて眼鏡置きにしたら母と嫁さんに爆笑されました。ちょっと大きいけど、えべっさんに眼鏡が似合うんですよねぇ。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20191214171034j:image

 

忠臣蔵」は物語の題名で事件は「赤穂事件」です。

 

忠臣蔵」というと赤穂の浅野内匠頭吉良上野介を切りつけた事に端を発した赤穂浪士の討ち入り事件の事と思われています。間違いではないんですが、ちょっと正確でもないんですよね。一連の事件の事を歌舞伎や浄瑠璃で物語にしたものの演目の名前が「忠臣蔵」で歴史的な出来事としては「赤穂事件」と呼ばれているんです。
まぁ、「忠臣蔵」で通じてしまっているので何も問題はないと言えば問題はないんですが。

 

播州では12月になると「忠臣蔵」の話題がよく出ます。

 

浅野内匠頭が藩主やった赤穂は姫路の西にある現在の赤穂市の事です。12月14日は赤穂市では学校も企業も休みになっていて、「赤穂義士祭」が開催されています。赤穂浪士の行列がパレードをしたりとか市内ではかなり規模の大きな祭りなんですが、赤穂市以外の播州地域でも今の時期になると「忠臣蔵」の話題がよく出てくるようになります。
こちらでは赤穂浪士はヒーローやけど吉良上野介の地元では吉良の殿様は名君で通っていたので赤穂浪士はどちらかというと悪者みたいですね。

 

忠臣蔵」の話題で年末感が出て焦ります。

 

お店のクリスマスや正月の商戦用の飾りつけって年々早くなってきてるので、見かけてもまだそこまで焦らないんですが、「忠臣蔵」の話題が出るようになってくるといよいよ年末やなぁって思うようになります。そして12月14日は討ち入りした日で、テレビでもラジオでもその話題が出るよいよいよ年末までのカウントダウンが始まったなぁって感じて、あれこれやらないといけない事の多さに焦りが出てくるんですよね。
逆にいうと忠臣蔵の話題が出ないとスイッチが入らないんです。今年は映画で「決算!忠臣蔵」もやってるので、公開されている間に観にいけたらなぁって思っています。
それまでに一度赤穂事件の復習もしておかないとなぁ。