姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

家族や親族からは独立したいけど他の人とは繋がりたいって矛盾してますよねぇ。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
現場で昼の休憩中に空を見上げたらびっくりするくらい綺麗な青空でした。冬って晴れててももっと白い青なイメージがあったので思わず写真を撮ってしまいました。14時過ぎくらいまでは暑いくらいやったのが15時を過ぎると風が出てきて寒くなって、やっぱり冬やったんやなぁって思い知ったんですが、朝晩の冷え込みに比べて昼間の暖かさが有り難いですね。

 

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繋がりの社会になってるけど、家族の繋がりは大事に出来てないですよね。

 

数年前から社会が繋がりを大事にするようになってきているって話をあちこちで聞くようになりました。実際に商売においても人と人との繋がりが大事でそこを忘れないようにしていたら会社を立て直すことが出来たという事例もよく聞きます。
商売における繋がりってつまりは企業とお客さんとの繋がりで、人間関係で言えば赤の他人です。その赤の他人との繋がりは今とても重要視されていて、そこにビジネスチャンスもあるようです。
翻って近い場所の繋がりはどうでしょうか??親子の繋がりとか兄弟の繋がり、親戚や近所付き合いなどはあって当たり前と思われているからか、商売での繋がりよりも重要視されていない気がします。

 

大人になって家を持つ事が独立ではないです。

 

大学を卒業して社会人になって1人暮らしをする事が独立する事やと言ってる話を聞きます。或いは大学進学で親元を離れて1人暮らしする事が独立の第一歩って考えている親の話も聞きます。
1人で住む事や就職する事と人として「独立」する事って別な事やと私は考えています。
昔は両親と同居している人が今よりも遥かに多かったけど、それでも今の人よりもしっかり「独立」している人も多かったんじゃないでしょうか??
「別々に住む」って事象だけを切り取って独立って言ってるだけで実際には親に依存している人も多い気がします。

 

結局、独りになって寂しいから何でも「シェア」しようってなる。

 

最近流行りのシェアビジネスですが、あれってそもそもは家族の共有財産と同じ考え方ですよね?今みたいにモノが溢れる前は家も車も電話も家電製品もみんな家族で共有していました。それがどれもこれも1人に1台の時代になって、無駄が多いって気付いて誰かと共有するって考えに至ったんやと思うんですが、わざわざ他人とシェアしなくても家族や親族とシェアしたらいいのにって田舎者は考えてしまいます。
1人暮らしやモノをシェアする事は良い事やと思います。でも自分の一番身近な「繋がり」ってどこなのかそろそろしっかり考えないといけないんじゃないかなぁって空き家問題とかを取り扱ったニュースを見ながら思いました。