姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

業界の外の人と仕事の事について話をするといろいろと勉強になります。

こんにちは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
先週の寒いくらいの気温はどこへやら。今週は暑い日が続いています。夏本番にはまだ早いけど、そろそろ熱中症対策を考えていかないといけない時期になってきました。一般の方からしたらちょっと暑いなぁって程度かもしれませんが、屋根の上で天気がいいと真夏の平地くらいの暑さにはなってしまうので、水分補給を含めて体調管理が大事になってきます。

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インタビューを受けるって緊張します。

 

ここ数年、いろいろな媒体でインタビューを受ける事が増えてきています。地域情報誌であったり業界紙やったりドローンの動画やったりと様々なんですが、元々人前で話す事が得意ではないのでどうしても同じ事を何度も繰り返してみたり、変なところで熱が入ってしまって後から反省したりしています。
雑談のように話をしているうちはまだいいんですが、インタビュー形式になって何かの媒体で発表されるとなると自分の声が直接出ない事も多いのになぜか緊張してしまうんですよねぇ。

聞き手は大抵業界外の方です。

 

そしてそういうインタビューの場合、インタビュアーというか聞き手はほぼ業界外の方なんです。自分が持っている知識を専門用語を使わずに説明しようと気負ってしまって余計に緊張するという部分もあるんですが、専門用語じゃないと思って話している言葉が通じなくて焦る事もしばしばで、たかだか15年ちょっとの瓦業界でのキャリアやのにすっかり業界に染まってしまっている自分に気付かされます。
瓦業界に入った時に業界の視野の狭さが物凄く気になって自分はそうならないようにと思っていたんですが、毎日仕事として屋根や瓦を扱っていると気付かないうちにすっかり業界人になってしまったみたいです。
それが専門家になるという事なのかもしれませんが、現場で仕事をしている時ならともかく経営者として考えるともう少し視野を広く持つ必要があります。

 

世間の常識、業界の非常識。

 

どんな業界、どんな仕事でも同じ事なので実は世間一般でいう常識ってアテにならないものなのかもしれませんが、業界内では当たり前の事も業界の外では「おかしい」って言われる事もたくさんあるし、通じない言葉もたくさんあります。
日常生活を送っていれば仕事の時間以外は業界の外の人と話をする機会って意外と多いんですが、自分がそうと認識していなければ仕事中と同じように話してしまいます。
異業種交流会などに参加しなくても銀行の方と話をしたらそれだけで異業種交流になるんですが、自分の事だけを話しているとそこになかなか気付けません。
瓦の専門家である事は大前提やけど、瓦の事以外は知らないとなると気付けない事もたくさんあります。
業界の外の人と話をする事がとてもいい勉強の機会やって気付けると毎日が楽しくなります。