姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

情報発信には内向きと外向きがありますが、瓦業界はほとんど内向きです。

こんにちは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
現場調査の為にあちこち車で走り回っているんですが、今日は警察の方をよく見かけました。事故の後の検分やったり取り締まりやったりパトロールやったり。不思議なものでよく見かける時は本当に続け様に見かけるんですが、見ない時はどれだけ走り回っていても見かける事はありません。時間帯もいろいろなのでタイミングだけのものやとは思うんですが。あちこちで事故の話も聞くので運転には気を付けなきゃです。

 

瓦に関しての情報発信は少ないようです。

 

先日、瓦のポータルサイト「やねいろは」を運営されている岡山県の白神商事さんが来社されました。当社も「やねいろは」に掲載させていただく事になったのでその取材と説明に来られていたんですが、その時に瓦業界の情報発信についての話になりました。
最近はインターネットで本当にいろいろな情報が発信されていますが、瓦に関しての情報発信はとても遅れているようです。
業界団体に居るといろいろな情報が組合から流れてきてるし、業界新聞などでも情報を目にするんですが、これって全部業界の内側に向けた情報なんですよね。一般の人に向けた商品情報とか工法の説明とかを専門用語を使わずに分かりやすく発信しているところがほとんどありません

 

専門用語を専門用語だと認識する事がまず第一です。

 

屋根とか瓦についての専門用語は産地とか地域によって同じ部材でも違う呼び名がついていたりしていて、業界にいる人でも混乱するくらいなので、業界の外の方にはかなり難しいです。でも職人さんだけじゃなく工事店の社長や番頭さん、営業さんに至るまで自分が使っている言葉が専門用語だと認識出来ていない事が多いんです。
周囲にいるのはみんな業界関係者で、家業にしている人も多いので家族の会話でも専門用語が通じてしまうというのが原因やと思われるんですが、自分が使っている言葉の何が専門用語なのかを認識する事が外向けの情報発信の第一歩です。

 

新入社員など業界に馴染んでいない新人さんと話をするといい勉強になります。

 

今の時期はいろんな会社で新入社員が溢れていてまだまだ業界に馴染んでいない人がたくさんいます。そういう人と話をして自分と話していてどんな言葉が通じないのかを確認するのはとてもいい勉強になります。
白神商事さんもこの春から2名の新人を迎えたそうで、取材の間いろいろお話させて頂いたんですが、こちらもとてもいい勉強になりました。

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この記事がどんな風に掲載されるのか今から楽しみです。