姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

ドローンで空撮するのはまだまだ珍しいから飛ばすと注目の的になります。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日は暑かったですね。久し振りに半日ほど屋根の上で作業しましたが汗だくになりました。そろそろ本気で熱中症対策が必要です。明日、明後日は今日よりも更に気温が上がる予報が出ているのでちょっと憂鬱です。

 

ドローンの存在自体は珍しくなくなっても実機を見る事はまだまだ少ない?

 

当社が姫路の片田舎やから余計にそう感じるのかもしれませんが、ドローンってテレビなどでよく撮影に使われていて、存在そのものは珍しいものではなくなってきたし、言葉としてもそれなりに広まってきてはいてもドローンが実際に飛ぶところを見た事がある人ってまだまだ少ないんじゃないかと感じます。
私自身、自分が飛ばすようになるまで他でドローンを飛ばしている姿を見たのはちゃんと業務として使っている知り合いが飛ばしているのを見せてもらった1回きりですし、今でもトイドローンという小さいものはともかく航空局の許可がいるようなドローンは飛ばしているところを見た事がありません。

 

ドローンを飛ばす為の準備をするだけで注目の的です。

 

今日は工場の雨漏りの点検でした。点検するためにドローンを使っていいですか?ってお客さんに聞くとお客さんはドローンが飛ぶところを見たいって事で、工場に居た人が全員集まってきて飛行準備でプロペラを取りつけている時から興味津々と言った感じで手元を覗き込んでいました。
実際に飛ばす段になると周辺で工事をしている人や信号待ちで停車しているトラックの運ちゃんまで空を見上げてドローンの行方を追っているんです。
離着陸の瞬間などは近くにいる人はみんなスマホ構えて写真を撮っていて注目度の高さがよく分かる瞬間でした。
まだまだドローンを事業に使っている人が少なくて趣味や遊びの域を出ていないという事なのでこれからどんどん飛ばして屋根工事にはドローンが必要やって事をアピールして行かないとですね。

 

ドローンを飛ばすだけでは点検にならない事の方が多いです。

 

ドローンを導入して屋根に上がる事が少なくなるのではってよく言われるんですが、我々の仕事の場合は雨漏りや屋根の点検は目視だけでなく瓦の下の確認もします。だからドローンで空撮するだけでは点検としては5割くらいなんですよね。
基本的にはドローンで空撮した写真を見てもらって、どの辺りに不具合があるのかを施主さんに説明した上で屋根に上がって自分の眼で確認するというのが基本作業になります。
台風や地震のような緊急事態の場合には現場の被害状況の把握の為にドローンを飛ばすだけで屋根にあがらない事もあるかもしれませんが。
もっとドローンのカメラが多機能かして瓦の裏を確認しなくても雨漏りの場所が特定出来るようになれば点検や見積もりの段階で屋根に上がらなくてもよくなるかもしれません。

 

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