姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

気が付けば京都もビルだらけになってました。

こんばんは。

姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。

あまりの暑さに線路が熱膨張で延びてしまって脱線事故が起こったりしてるみたいですね。

最近は自然災害の度に「想定外」という言葉を聞いている気がします。

これまで蓄積したデータで想定してるんでしょうけど、自然環境を開発でいろいろ変えてしまっているのに過去のデータを参照してる時点で想定出来なくなってる気がするのは私だけでしょうか?

天気予報で不要不急の外出は控えてくださいという高温注意報や警報が出てますが、外で仕事してる人がいるって事も忘れないで欲しいと思う今日この頃です。

 

日本人よりも海外の方の方が日本の文化に詳しいかも。

 

昨日はキャラメルボックスの観劇の後、祇園祭の後祭りの街をぶらぶらしてきました。祇園祭は何度か通りかかった事はあるんですが、後祭りの日にうろうろするのは初めてです。

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そして本格的に祇園祭の街わぶらぶらするのも初めてでした。外国の方もかなり多くて日本語と海外の言葉が聞こえてくる割合が見事に半々やった事にいまさら驚いたりはしないんですが、浴衣着てる人が日本語話していないのを見ると日本人ももっと浴衣とか着物着ようよって思ってしまいます。自分の事は棚にあげて。(笑)

実際、日本の文化って日本人は物凄く軽視してる印象があります。海外の方の方が詳しいかもしれません。

 

古都と言っても街中は景観守れてません。

 

京都に行くたびにに思うのは、ビルが多いなぁって事です。観光地になっている社寺仏閣や史跡などの数が多いから比較的木造の建物が残ってる印象もあるけど、大通りってほとんどビルですよね。

コンビニとかチェーン店は色だけ茶色くして景観守ってる気になってるし。

戦争の時に空襲もなくて街並みが丸っと残ってたはずやのに気が付けばビルやマンションばっかり。

そしてそのビルやマンションからほエアコンの排熱が休む事なく吐き出されてるとくれば、そりゃ京都は暑いに決まってます。

ただでさえ、地形的に暑くなりやすいのに。

 

京都でもそんな状態やから大阪や神戸は景観なんて残るわけないです。

 

それでも京都は観光都市として景観を守ろうとしてるんですよね。そういう条例がない大都市はそもそも景観なんてありません。

どこに行っても同じ景色に見えてしまうのも仕方ないですね。そして地方都市の多くは景観を残すのが面倒くさいから安易に開発してしまうし。

便利な生活を追い求めると、便利と思える要素が1つ欠けるだけで不便どころか危険になる可能性もあるってきちんと認識しておかないとですね。