姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

若い方が体力任せに仕事するので熱中症になりやすいかもしれません。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨晩は暑くて寝付きが物凄く悪かったです。睡眠不足になると熱中症にもかかりやすいので出来るだけ睡眠時間を取りたいと思っていたのに結局2時過ぎくらいまで寝付けませんでした。おかげで今日の仕事がめちゃくちゃしんどかったです。

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若い職人の方が熱中症になりやすいかも。

 

毎日のようにニュースで熱中症の患者が何人って報道されていますが、大半は体力のないお年寄りが子供みたいですね。普通に家の中に居てもエアコン使っていなかったら体温よりも気温が高くなってしまうので当然と言えば当然かもしれません。
でも現場で仕事をしていると熱中症にかかりやすいのは若い職人さんなんですよね。彼らは体力あるから自分ではまだ大丈夫って突っ走ってしまうんです。私も現場で職人仕事をしていた時は同じでした。今までで一番症状が重い熱中症にかかったのもその頃です。
もっとも当時はまだ熱中症なんて一般にはそこまで知られていなくて、せいぜい熱射病とか日射病という言い方でした。後ちょっと頑張ったら休憩やからと水分補給をせずに仕事を続けていたら、大量にかいていた汗が全く出なくなったんです。その状態が良くないというのは知っていたので慌てて屋根から降りたんですが、梯子の最後の3段くらいで膝が震えだしたのを覚えています。その後2リットルの水分補給でやっと汗が出たんですが、その後は仕事になりませんでした。


今は当時よりも遥かに平均気温が高くなっています。

 

これもよく言われる事ですが、今って10年前よりも確実に暑くなってますよね。私が毎日現場で仕事していた頃は暑くてもなんとか普通に仕事出来ていたし、不要不急の外出を控えるようになんて注意はありませんでした。
気象庁が「今年の暑さは災害だ」と発表したという事も聞きました。全くその通りですね。今年は地震や水害だけでなく熱害まで起こっています。
しっかり水分とミネラル分を摂って熱中症に備えないとなんですが、外仕事をしているといくら摂ってもすぐに汗になってしまうのが困りものです。

 

一番の若手がダウンしました。

 

毎日暑い中で仕事をしてもらっているので職人さんにも熱中症にはくれぐれも気を付けるように言ってたんですが、とうとう一番若い子が熱中症でダウンしてしまいました。迎えに行った時は現場で横になっていたので、会社に戻ってくる頃には比較的回復はしていたようですが、そのまま帰すわけにもいきません。
しかもまだ免許も持っていないし一人暮らしなんです。ご飯もカップ麺などが多いようなのでしっかり食事を摂る事と睡眠時間を確保する事を口を酸っぱくしてたんですが、若さ故の過信ですかねぇ。
自分がこういう事を言うような年齢になった事にも驚きですが、これ以上悪化させないように目を光らせるようにしないとです。