姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

建築業界ではまだまだ過剰包装の癖が抜けていません。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
会社から片道で60kmほど離れた現場まで調査に行ってきました。姫路から北に向かって60kmも走ると流石に気温もかなり違ってきます。一番暑い時間帯に到着したんですが、姫路では考えられないくらい爽やかな風が吹いていました。もう半月もしたら姫路でもあれくらいの気温になるかなぁ。そろそろ猛暑日&熱帯夜は勘弁してほしいです。

 

20個口が宅配されてきました。

 

現在施行中の現場に使う資材を問屋さんに注文したら、メーカーから直接宅配で送られてくる事になり、その荷物が今日届きました。
S〇GAWA急便のトラックが会社の前に止まって配達員さんが事務所に入ってきたんですが、「20個口で預かっています。」との台詞に一瞬、何が届いたのかと思いました。荷物を見たら確かに注文したものではあるんですが、なんで口数がそんなに増えるのかがどうしても分からなかったんです。

 

小さい部品が2つで1袋になっていました。

 

大きい段ボール製の箱が6つと小さめの段ボールの箱が4つは注文した通りの数やったんですが、その後に出てきた小袋の10個口が意味が分かりません。中を開けてみると大きいのと小さいのに付属している部品が計20個、2個1セットで1つの袋に入っていたんです。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20200827190109j:image
どうやら1セットずつ袋に入れて送ってきたみたいなんですが、全部中身を出して袋に詰めてみたら8セットまでは1つの袋に入りました。つまり20個口の荷物も12個口まで減らす事が出来たんですよね。段ボールに入れたら11個口です。
配達員の人も小さい袋が入った籠を持ってきて、その中からうち宛ての荷物を探しながら個数の確認をしていました。まとめて入れた方が誤配の可能性を減らせるし、何よりこちらで処分するゴミの量も減るのになぁ。

 

建築業界ではまだまだ過剰包装気味です。

 

建築現場で扱う資材、特に仕上げ材などは現場に届いた時に傷が付いていたら問題になるので、元々過剰包装気味なんですよね。それでも7月からコンビニやスーパーなどのレジ袋が有料化されて、プラスチックゴミを減らそうって動きがある中でも相変わらずの過剰包装を続けるのは流石にどうかって思ってしまいます。
道具や金物などを扱っているお店でもレジ袋は有料になっているのに・・・。1つの現場を施工した時に出るゴミの量って実はかなりのものなんです。それが資材を加工した時に出るモノならいいんですが、大半は梱包材なんですよねぇ。普段使っている瓦やったらそこまで多くないんですが、最近よく見かけるようになった材料は特にゴミの量が多いです。家を作るにも壊すにもゴミが大量に出るって笑えないです。