姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

災害の復旧工事は順番に進めていかないとです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
土曜の誕生日は家族での外食の他に嫁さんがケーキを買ってきてくれました。年によってホールのケーキやったりショートケーキやったりはするんですが、毎年母か嫁さんが買ってきてくれているので有難いですね。
外食した日は流石に食べ過ぎになるので翌朝に美味しく頂きました。

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災害復旧は完全なイレギュラーです。

建築や土木系の現場仕事をする立場でいえば普段の仕事というのは新築であったりリフォームであったりというものです。ただ、新築はどんどん数が減っているので当社では新築の仕事はメインにはしていません。
雨漏りの修理や葺き替えなどのリフォームの仕事がメインで、いわばお客さんの困りごとの解決を仕事にしています。だからなるべく早く工事をしないといけない事が多いんですが、天気が安定しなくて普段の仕事が忙しくなる時に限って災害が発生してその復旧作業をしないといけなくなります。

 

災害が起きた範囲は仕事が集中します。

 

今回の姫路近辺の雹災でもそうですが、災害を原因とする仕事というのはどうしても一時期に集中してしまいます。屋根業界に仕事が一番集中するのは地震と台風ですが特に地震が酷いですね。台風は規模が大きくても意外と被害が出ない事もあるし、逆に小さい台風やのに被害が拡大する事もあります。
今回の雹災では屋根への被害というよりは樋や波板、スレート系の屋根などで瓦への被害はそれほど大きくはありませんでした。
ただ、主に樋を扱う板金屋さんは早々にパンクしてしまっていて、それで業種が近い瓦屋にも声が掛かっているんです。

 

工事は順番に進めています。

 

災害の発生から2ヶ月近く経ちます。やっと被害の状況を確認して見積もりを順次提出しているところなんですが、少しずつ提出した見積もりが決まってきています。普段の仕事で困りごとの修理であれば見積もり提出から工事の決定まで1カ月もかからないんですが、保険会社への見積もりの提出などでタイムラグがあるんです。
見積もりを依頼したお客さんの側からしたらもうすぐ梅雨入りしそうやのになかなか工事に来てくれないとイライラするのも当然かもしれませんが、工事を依頼された工事は順番に段取りを組んで資材や人員が揃ったところから順番に工事を進めています。
もうしばらくお待ちいただければと思います。