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姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

持家に住むという事が当たり前になってしまった弊害

こんばんは。

 

梅雨明けして一気に夏が来ましたね。

今日も瓦揚げして汗だくになってきました。

これからしばらくは「暑い」って言葉を出来るだけ使わないように

頑張ってみようと思います。

 

熊本で地震があってから3ヵ月が経ちました。

当社にも修理工事の依頼がありました。

見積もりそのものは5月の末頃に提出していたんですが、梅雨時期は現地に

行ってもなかなか仕事が出来ない可能性もあるため、梅雨明けしてからの

着工という事でお願いしていました。

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そして、昨日やっと職人さんを現地に派遣する事が出来ました。

私も受け入れのために熊本入りしました。

熊本市内はブルーシートがかかっている住宅や解体している建物も

それなりの数ありましたが、震源地となった益城町の市街地は3ヵ月経った

今もまだ傾いたままやったり、完全に倒壊してしまった建物が残っていました。

熊本駅からホテルに向かうタクシーの運転手さんと話をすると、やはり

工事の手が全く足りていないので、待てない人が悪徳業者にひっかかって

いるというような事を仰っていました。

災害復旧の混乱の中で一部の心無い業者が法外な請求をする事がよくあります。

でもこの「法外」の基準は結構曖昧です。

他地方から復旧工事に行く場合、同じ工事内容でも地元の業者さんよりは

どうしても高い金額になってしまいます。

現地までの交通費や職人さんの宿泊費、材料の手配も地元で工事するよりは

手間がかかってしまうからです。

会社として工事をする場合、ボランティアでは出来ません。

 

誤解を恐れずに言うなら、家を持つ限りはメンテナンスや修理にかかる

費用の事は最初から覚悟しておかないといけないと思うんです。

古い家が大きいのはそれだけ大きい家を建てる事が出来て、維持・管理・修理

が出来るだけの経済力があったからです。

それ以外の家は借家やったんですよね。

借家なら修理にかかる費用は大家さん負担なので最小限の出費で済みます。

 

それが家を持つのが当たり前の時代になると、最初に家を持つためのお金だけで

なんとかなるって勘違いしている人が多いような気がします。

このブログでも何度か触れてきましたが、家はメンテナンスしなければ

時間経過で普通に生活する事さえ難しくなっていきます。

 

これから家を手に入れようと考えている人は昔ほど手を掛けなくても

よくなったとは言っても、何かあった時に修理しないといけないって

事だけは忘れないで欲しいです。

「自分の家だけは大丈夫。」って誰もが陥る落とし穴です。