姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

復旧工事中の熊本城に行ってきました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
明け方に雨が降ったと思ったら朝からめちゃくちゃ冷え込んでいました。先週までと同じ作業服で出てしまったので帰ってくるまで寒くて寒くて凍えてしまいました。おかげで首筋がめちゃくちゃガチガチに凝っていてちょっと偏頭痛気味です。

 

復旧工事中の熊本城に行ってきました。

 

熊本での勉強会が終わって宿泊した翌日は復旧工事をしている熊本城に行ってきました。泊まったホテルから熊本城までが比較的近くて歩いて行ける距離やったので朝から散歩がてらで行ってきたんです。地震の後の工事の時は入れる状態ではなかったので行ってなくて、それからは熊本に行く機会がなかったので熊本城に入るのは震災直前の6年前以来になります。
その時は雨が降っていて凄く湿度が高かったので鉄筋コンクリート造の熊本城の中は結露が凄くて床も結構滑りやすかったのを覚えています。

 

天守閣は綺麗に復旧されていました。

 

姫路城もそうやったんですが、工事をするとなるとかなり大規模な仮設工事(足場とか見学通路)が必要になってきます。熊本城は姫路城の時と違って震災による被害も出ていて、石垣もかなり崩れていて危険な箇所が多いので更に見学ルートが限定されていました。
それでも天守閣は完全に復旧されていて、中に入って見学する事も可能になっていたので綺麗になった天守閣を堪能する事が出来ました。
残念やったのは天守閣前の本丸御殿が入り口付近の売店以外は入れなくなっていた事ですね。木造でめちゃくちゃ雰囲気のいい建物やったので前に行った時も姫路城にもコレがあったらいいのにって思ったくらいです。

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まだ手付かずのままの建物も多くあります。

 

現在は天守閣の横にある宇土櫓の修理をしているところで鉄骨製の素屋根が掛かっていました。見学ルートになっている桟橋からは被災した時のまま崩れた棟瓦がそのまま屋根に残っている建物とか石垣の一部が崩れて上に乗っている建物が一部凹んでしまっていると事とかもあって、優先度の高い建物から順次やっていて手付かずになっている事が分かる状態でした。
今回は新幹線と市電やバスなどでの移動であまり自由に動けなかったので工事させて頂いた場所に行く事は出来なかったんですが、今度はゆっくりと旅行したいです。