姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

災害で家に被害が出たら早く直したいのは当たり前です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日までの暖かい気候から一変して、今日は朝からめちゃくちゃ冷え込んでいました。しかも昼間でも全く気温が上がりません。その上風もきつくて屋根の上に上がると凍えるかと思うくらいの冷え込みでした。明日も引き続き冷え込むみたいなんですよね。体調崩さないようにしないと・・・。それでも事務所前の梅は次々と花が咲いています。白いのばかりかと思っていたら紅いのも咲き始めました。

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東北地方の地震は10年前の余震だそうです。

 

先日、2月13日に福島県沖を震源とする地震が発生しました。最大震度は6強と10年前の東日本大震災の最大震度7に迫る大きな地震でした。気象庁の発表では東日本大震災の余震と考えられるとの事ですが、10年経ってもまだ余震って起こるんやって驚きました。
幸いな事に亡くなられた方はいらっしゃらないみたいですが、建物への被害や土砂崩れ、停電などが起きたみたいです。

 

自分の家が被災したら早く直したくなるのは当然です。

 

昨年は台風の上陸こそなかったものの、大雨による浸水被害などは出ていました。そして今回の地震で毎年のように災害で全国各地に住宅の被害が出ています。自分が住んでいる家が災害で被災して何らかの被害が出たら1日でも早く直して安心したいと思うのは当然の事です。
でも大規模な災害ほど被害の範囲も広くなって、修理する人員の確保が難しくなるんですよね。3年前の大阪の地震と台風や2年前の千葉の台風の時には屋根にかなりの被害が出たのになかなか修理するための職人が手配出来ませんでした。
普段の仕事で瓦を扱う事が減って、技能を持った職人さんの数が減っているうえに高齢化も進んでいる事が原因やったんですが、これは日本全国どこに行っても同じ状態です。

 

落ち着いて対処してください。

 

今回の地震では家屋が倒壊したという情報は聞いていないんですが、家具が転倒したとかガラスが割れたという被害報告は多数上がっているみたいです。そして瓦屋根にも被害が出ているところがあるようです。今回は10年前の地震ほど大きな被害は出ていないようですが、それでも早く直したいという心理に付け込んだ訪問販売業者が早くも出回っているみたいです。
まっとうな仕事をする瓦屋さんは基本的に訪問販売をしません。早く直したいのは分かりますが、訪問販売業者によって法外な金額を請求される事がありますので、冷静に対処をお願いします。