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姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

子供の個性とエネルギーが鯱瓦に込められてお守りになります。

こんばんは。

 


今日は毎年恒例となっている地元、姫路市立御国野小学校での鯱瓦つくり

体験の指導に行ってきました。

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対象は5年生2クラスで先生含めて82名と去年より10人以上減って

いました。

年々人数が減っているのが気になるところです。

私と当社の会長、地元で陶芸の仕事をしている後輩の卒業生と、瓦組合から

助っ人として神戸の屋根源の谷口さんの4人で指導してきました。

 

まずは体育館で深志野瓦や鯱瓦、瓦そのものの説明をしてから、生徒達に

粘土を配ってそれぞれの教室に移動です。

事前に粘土を練ってあるのでそれなりに扱いやすい固さではあるんですが、

それでも子供たちの力では粘土を成形するのには時間がかかるので、まずは

粘土に慣れてもらえるように粘土の練り方から教えます。

例年であればここで練らずに遊んでしまう子もいるんですが、今年の生徒達は

真剣に粘土と向き合っていました。

その後、それぞれの思う形の鯱に成形していきます。

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毎年1クラスの2~3割は尻尾が鯨タイプの鯱を作るんですが、今年は

全体の2割未満とちょっと少なかったです。

どうしても細く長くしたり薄く延ばしたりしてしまって乾燥させた時に

割れてしまう原因になってしまうので、出来るだけ生徒が作った造形を

崩さないように手直しをしながら、少しずつ粘土を集めて小さい鯱を見本

として作ってみました。

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これを見せたら生徒達から尊敬の眼差しで見てもらえます。(笑)

そして生徒達も小さいのを作りたがります。

「時間と粘土が余ったら作ってもいいよ」って言うと更に集中力が増すのが

はっきり分かるのが面白い。

 

ちなみに今年の先生は2人とも未経験やったので先生にも体験して

もらいました。

生徒達を気にかけながらも、段々集中してきて大人の本気を発揮してました。

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いつもなら時間いっぱいまでかかって何とか全員が乾燥させるための場所へ

移動させてるんですが今回は予定よりも1時間近く早く終了してしまいました。

人数が少なくて私たちが1人1人に関われる時間が多くなったのも要因かも

ですが、それ以上に今年の生徒達のやる気がすごかったです。

 

今後、教室である程度乾燥させた後に引き取って淡路のノミズ瓦産業さんで

焼成してもらいます。

焼きあがった鯱を受け取る生徒達の顔を見るのが今から楽しみです。