姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

鯱作り体験の礼状を頂きました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日、アルゼンチンのマラドーナ氏が亡くなったというニュースが飛び込んできました。マラドーナというとサッカーの元アルゼンチン代表であまりサッカーに詳しくない私でもどんな人か知っている有名人です。60歳とまだまだ若いと言える年齢での死去にびっくりしました。今年は本当に世界中で有名な方が亡くなっていますね。ご冥福をお祈りします。

 

鯱作り体験で作った鯱を回収してきました。

 

先週の火曜日に地元の小学校で開催した鯱作り体験教室で生徒達が作った鯱を本日回収してきました。と言っても私が行ったわけではなく親父に行ってもらったんですが。
10日間ほど学校で乾燥してもらったおかげで完全ではないにしても、移動させても問題がない程度にはなったので、段ボールに詰めて後日、淡路島の窯元さんの所へ持って行って焼成してもらいます。
生徒達の手に焼きあがった鯱が届くのは3学期になってからかなぁ。

 

生徒達からの礼状を頂きました。

 

毎年生徒達からの直筆の礼状(という名の作文)を頂きます。焼きあがった鯱を届けた時にもらう事もあれば全員の作文が揃って製本が出来たら先生が持って来られる事もあって、毎年タイミングは違うんですが、今年は焼成の為に乾燥した鯱を引き取りに行った時に受け取ったみたいです。

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生徒数が減っているとは言うものの、80人分の作文が1冊に綴じてあると結構読み応えのある本のようになります。鯱作りをしていて嬉しいのはこの作文をもらった瞬間ですね。本当は出来上がった鯱を子供たちが受け取る瞬間を見れたらそれが一番嬉しいんですが、残念ながらこれまでは仕事の都合で立ち会う事が出来ていないんですよね。

 

頑張ろうっていう燃料になります。

 

生徒達の礼状を読んでいると、「伝統文化を受け継ごうと思います」とか「瓦の仕事に興味が出来ました」なんて事が書いてあります。もちろん、礼状という事で多分に社交辞令が混じっているのも分かっているし、これから先、いろいろとやりたい事が出来てきて、そんな風に思った事も忘れてしまうのは分かっているけど、そんな風に言ってもらえるとこれからも仕事頑張ろうって思えるんですよね。
少しでも瓦に興味を持ってもらう切っ掛けになったら嬉しいなぁ。