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姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

研修で鍛え直しです。姫路で実技と図面の研修会に参加しています。

表宏明の活動

こんばんは。


姫路の瓦屋さん表(おもて)です。
今日から3日間、日本瓦葺技能継承甍会というNPO法人主催の研修会に
参加しています。

 

実技と図面、両方やるから効果がある。

 

通称「甍会」と言われているこの研修会は毎年場所を変えて全国で開か
れていて、今年は兵庫県で開催されるとの事で参加しました。
内容はお寺などの棟(屋根の一番てっぺんの部分)の施工方法を自分で
図面を描いて、それを実際に架台を使って施工してみるというものです。
今回は初級という事で一番簡単な架台の講習です。
私自身は屋根の上で仕事をすることが減ってきているんですがそれでも
基本を忘れたりしないためにこういう研修はとてもありがたいです。
一般的な住宅の棟の施工に比べて少し難易度は高いんですが、マスター
しておくといろいろな事に応用が効くのでしっかり勉強してきます。

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久し振りに図面を描きました。

 

学生時代は建築学科やった事もあって、T定規を使って製図の課題をや
るのが当たり前やったんですが、大学院で製図しなくていいゼミに入っ
てからは全く図面を描いていませんでした。
あ、ゼネコンに就職したての頃に少しだけ簡単な図面を描かせてもらっ
た事はありますがそれはCADやったんでノーカンです。
先日、近畿建築祭に参加した時にも「建築士」取ればいいのにって色ん
な人に言われたけど、製図にはどうしても苦手意識があって、逃げ回っ
ています。
でも今日久しぶりに実際に図面描いてみたら、意外と楽しかったんです。
それほど長時間でもなかったし、図面そのものも簡単やったからやと思
うんですが。それでも製図を楽しいと思えたのが自分でも意外でした。

 

現場で仕事が出来るだけじゃダメになってきています。

 

昔気質の職人さんは現場で腕を振るってナンボってところがありました。
今でもそういう職人さんは多いと思います。
でも本当にいい仕事をしようと思うとそれだけではやって行けなくなりつ
つあります。
きちんと自分がした仕事の説明が出来てやっとスタートラインに立つ資格
を得るくらいのつもりでないとお客さんに選んでもらえなくなっています。
机の上の勉強が出来ても仕事は出来ないって言われてた昔とはかなり環境
が変わってきていますね。両方出来ないといい仕事は出来ないと肝に命じ
て研鑽を積んで行こうと決意出来た研修初日でした。