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姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

甍会2日目。お寺のてっぺんはこんな風になっています。

こんばんは。


姫路の瓦屋さん表(おもて)です。
今日は昨日に引き続き甍会の研修の後、瓦組合青年部の忘年会でした。
普段は神戸に集まる事が多いんですが、たまには姫路でという事でたくさん
の人に集まってもらえて楽しい忘年会になりました。

 

地面から見てるだけでは分からないのが屋根です。

 

瓦の事をあまり知らないとよく言われます。その原因の大部分は施工中も完
工後も瓦は基本的に人が触れられない所にあるからやと思います。
もちろん、2階の部屋の窓から瓦に触れる家もありますが、地面から見てい
ては瓦を細部までじっくり見る事は出来ないですよね。
また瓦を葺きあがってしまうと、どんな構造で瓦屋根が構成されているのか
は解体してみないと分かりません。
リフォーム工事の時に元の屋根の状態を詳しく写真撮影しておかないと細部
の納まりが分からなくなる事が我々でもよくあります。
今回の研修ではお寺のてっぺんの棟の施工図を描いて、それを実際に施工し
ているんですが、一段ずつ葺きあげていくと構造や雨漏りの原因になりそう
な部分というのがよく分かります。

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ミニチュア版でも大変な作業を屋根の上でするのはとても大変。

 

今回は本当に棟の部分だけのミニチュア版の架台やったから、足元もそれ程
悪いわけでもなくあれこれ動き回れたけどこれを屋根の上、それもお寺の勾
配がきつい屋根の上でやらなければいけないという事を考えると、地面で経
験出来るのは本当にラッキーです。
そしてミニチュア版やのに実際に施工するよりも多い人数で相談しながら出
来るので独りで悩まなくていいのでかなり仕事が早いです。

 

一般の人に見てもらえると瓦屋根が重い理由も説明しやすい?

 

今日一日では完成しなかったんですが、ある程度の段数まで積みあがったの
し瓦を見ていると瓦業界の人よりも一般の人にこの作業を見てもらわないと
いけないかもって感じました。
何故瓦屋根には重量があるのかとか軽い屋根との違いを説明するのに、施工
している所をみてもらうのがちょうどいいと思ったからです。
我々がどんな仕事をしているのか、たまに小中学校などに体験教室に行って
解説したり体験してもらったりしているけど、大人が経験したり見学したり
する機会ってほとんどないですしね。
もっと職人の仕事について知ってもらうのも必要やなぁって思います。