姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

働き方改革についてきちんと考えておかないとです。

こんばんは。

姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。

昨日めちゃくちゃ暖かかったのに今日は寒いですね。雨が冷たくて余計に冷えてる気がします。

桜がちょうど満開になったタイミングで1日雨が降ったので、散ってしまったかもです。もうちょっと長持ちしてほしいけどなぁ。

 

働き方改革って結局何が変わる?

 

今月の1日から働き方改革関連法案が順次施行されていっています。有給休暇の取得が義務付けられるとか残業時間に規制がかかるという漠然とした話はニュースなどで聞いてるので、知ってるんですが、具体的に何がどう変わって何をしないといけないのがというのがイマイチ分かってませんでした。経営者失格ですね。

でも会社の運営に関わる話として私たち経営者は興味を持って聞いていたので、漠然とでも内容を知っているけど、毎日現場で仕事をしている社員さん達はどれくらい知ってるんでしょう?

自分には関係ないって思ってる人がとても多いように思います。特に中小企業に勤めてる人はそれよりも普段の仕事の納期などが気になってしまうんじゃないかと思います。

 

大企業も中小企業も関係なく全ての企業に適用されます。

 

今回の改正では有給休暇も残業時間も大企業だけでなく中小企業にも適用されるんです。個人事業主で社員さんが居ない会社はともかく、少しでも社員がいる会社は対象になるんですよね。

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人数が少ないところ程影響が大きいので守るのが難しいです。労働時間の管理を完璧にやらないといけないので、単純に有給休暇とか残業代の分以上に人件費がかかる事になります。

 

建設現場のような時間管理が難しい業種には猶予期間があります。

 

建設関係の企業などは下請け構造や就労環境が特殊で法律で想定されている状況から大きくかけ離れています。

その為、厳密に法律に当てはめると事業が成り立たないという事にもなりかねないので5年間の猶予期間が設けられました。

5年の間に企業側も法律も現実に即した形に変化させていこうという事らしいです。

どっちにしてもコストは絶対に上がるので安いのが一番という価値感では商売をやっていけなくなるのは確実ですね。

適正な価格をお客さんに納得してもらえるように売り手側も努力しないといけないし、お客さんの側も仕事をしているのは同じ人間やって事を忘れないようにしないとです。