姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

カメラに夢中になると自分の眼で見るのを忘れてしまいますが、肉眼で見るのが一番です。

こんにちは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日が入学式やという学校が多いみたいですね。すっかり桜は散ってしまいましたが、いい天気に恵まれたみたいで良かったです。社会人になると入学式とか夏休みとかの学校関係の行事の日程なんて関係なくなるので、たまに平日やのに小学生が昼間から遊んでる!!ってびっくりする事があります。

 

デジタルカメラの普及で記録に残すのが簡単になりました。

 

私が初めてデジタルカメラを手にしたのは学生時代です。当時バイトしていたお店で従業員割引で安く買えた事もあって、当時としてはそこそこ高機能なものを比較的安価に手に入れる事ができました。
それでも当時はメモリーカードの容量もそれほど大きくなくて、撮った写真はすぐにプリントして残したい写真だけパソコンに取り込んでカードのデータは削除するって事を繰り返していたんですよね。だからデジカメになってからもしばらくは写真として残してあるし、アルバムにもしてるんですが最近はすっかりプリントしなくなってしまいました。カメラの性能が上がってる事もあるけどちゃんと撮影出来てるかその場で確認できるし、データの保存も手軽に出来るようになって、記録としての写真は残すのがとても簡単になりました。

 

スマートフォンがデジカメ代わりになっています。

 

携帯電話にカメラが搭載されるようになってからは段々デジカメを使う機会が減ってしまいました。それでもガラケー時代はまだ機能的にデジカメの方が優れていたのでデジカメを持っている人も多かったんですが、今のスマホはそこらへんのデジカメよりも高機能になってしまっています。今では写真はほとんどスマホで撮るしデータもスマホに入れたままで、容量が大きいから整理もせずに失敗した写真もそのまま残ってる有様です。そんな状態なので過去に撮った写真を見返す機会も減ったし、写真を撮ったことすら忘れてる事もあります。たまにちょっと前の写真を探してデータを遡ってる時に「この写真、どこで撮ったっけ?」って状態になったりもします。

 

カメラを通して見る世界よりも肉眼で見る世界の方が面白い。

 

カメラを通してしか残せない瞬間の画像は確かにあります。一眼レフカメラを使って撮影した写真は素人でもたまにびっくりするようなものが撮れたりします。それでも自分が撮った画像を見て、肉眼で見た時と同じように感動出来るかというと出来ないんですよね。カメラを構えて写真を撮る事に集中していると周囲の状況が見れないので全体の雰囲気が分からない事もよくあります。

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花見に行っても花火に行っても入学式でも卒業式でも運動会でも最近はみんなスマホをかざしてるんですが、自分の眼で見て記憶に残す事も大事じゃないかなぁ。