姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

SNS映えする写真が撮れる場所は人がスゴイです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
台風、スピード遅いですね。そのおかげで現場の養生や会社の倉庫の浸水対策をする余裕が出来たんですが、あまり遅いと海上でエネルギー補給して超巨大な台風になってしまうので上陸した場合の被害も大きくなってしまうんですよねぇ。姫路近辺は明日の朝から雨になって夕方くらいから影響が大きくなる予報になっています。

 

SNS映えするスポットに人が集まっています。

 

観光地に行って綺麗な所があると写真を撮りたくなるんですが、最近は思い出に残すための写真ではなくインスタなどのSNSにアップするためだけに写真を撮る人が物凄く増えているという話を聞きました。
実際、ちょっと変わった写真が撮れる場所が最近の人気スポットになっているみたいでそういう場所には物凄い人が集まっているみたいです。昔からある場所やのに急に人が増えて環境が悪くなってしまったり、マナーの悪い人が増えたりしている場所も多いみたいです。
ちなみにこの写真は箱館山の山頂ではためいていた高島紬です。こんな一瞬を切り取れるのはスマホのおかげですね。

 

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せっかくの風景は自分の目で楽しみたいですね。

 

スマホのカメラの性能が上がってきたので、残せる写真もかなりいい画質で欲しい瞬間のものが撮れるようになってきているので、ある意味当然といえば当然かもしれません。
一時期は私も必死になって写真を撮っていました。でもせっかく観光地に行ってもスマホの画面越しにしか風景を見ていないのってすごく勿体ない事やと思うようになったんです。
普段なかなか行く事が出来ないからこそ、写真に残したいっていうのなら分かるんですが、それよりも「この写真凄いでしょ!」って人に見せるために写真を撮りに行くのってなんか違うって思うんですよねぇ。
景色だけじゃなく空気とか温度とかそういう五感全部使って楽しむ方が旅行って楽しいと思うんです。

 

写真が手軽に撮れて残せるようになったのはいい事ですね。

 

デジカメが普及するまでは写真ってカメラにフィルムをセットしてそれを現像に出すまではどんな風に撮れているか確認出来ませんでした。それはそれで面白いんですが、デジカメが普及して、それがスマホに搭載されるようになると写真を撮るのが物凄く手軽になったんですよね。デジカメを使って写真を撮っていたらいつの間にか200枚とか300枚とか撮影してたって経験もありますが、スマホの場合は毎日当たり前に10枚とか20枚撮ってしまうんですよね。
スマホのカメラの一眼レフカメラ、それぞれに長所があるので私はシチュエーションによって使い分けしていますが、どれだけ綺麗な写真が撮れても自分の目で見た風景よりも綺麗な写真って撮れた事がないんですよね。結局一番優秀なのは人間の眼なんですよねぇ。