姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

1つの事に集中し過ぎると覚えておきたかった事まで忘れてしまいます。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
昨日から少し気温も湿度も高いですね。涼しくなったと油断してたので汗ばむ陽気で体調管理が難しくなっています。今日も暑くて外に車停めてたら車の中が真夏みたいに暑くなってました。
夜はもう秋の虫の声が聞こえてるのに残暑が戻ってくるのは反則ですよね。まぁ、今年の夏の暑さは異常やったから残暑っていってもかなりマシなんですが。

 

脱出成功率5%は難しすぎです。

 

先日参加してきた名探偵コナン×リアル脱出ゲーム「公安最終試験(プロジェクト0)からの脱出は今まで参加した脱出ゲームの中でも指折りの難易度でした。なんせ脱出成功率が5%です。私が参加した回でも20チーム中成功が1チームだけ。去年から今年にかけて結構脱出に成功していたので今回もと意気込んでいたので見事に撃沈しました。
何が悔しいって最後に出題された謎の解答を見せてもらえるんですが、全部納得出来てしまって、「ちゃんと気付いていれば出来てたやん!」って思わされてしまうのが悔しいんです。そして次こそは!と別の公演に行ってしまうんですよね。

 

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20180917192153j:image

いろいろな状況や前提条件を忘れてしまうんです。

 

リアル脱出ゲームは基本的に60分以内に全ての謎を解き明かして、事前に設定された「脱出成功」の条件を満たすというゲームです。なぞなぞや数字パズル、クロスワードパズルの他にもいろんな謎が用意されていて、それを仲間と協力して解いていくんですが、60分という時間制限と次々出題される謎の多さで最初に与えられた前提条件や状況を忘れてしまうんですよね。
始まって状況説明があった直後はしっかりとメモしてるんですが、いざ謎を解き始めると見事に頭から抜けてしまうんです。

 

成功率が低いからこそたくさんのファンがつくんです。

 

こういう謎解き型のゲームって普通は比較的成功率高めに設定してあります。成功しないと楽しくないのでリピーターがつかないという考えだからです。でもリアル脱出ゲームに関してはこの成功率の低さがファンを引き付けています。
謎が理不尽なくらいに難しいわけでもないし、特殊な知識を必要としているわけでもない。与えられた状況の中に答えや答えを導き出すヒントが散りばめられていてそれに気付くかどうかが成功の鍵になっているから、解答を聞いた時にみんな納得して脱出に失敗してもまた次の公演に行こうって思うんです。
成功体験を積み重ねるのも大事やけど、失敗した時に何故失敗したのかが納得出来る形で示されるというのは成功した時と同じくらいの感動を与えてくれます。
仕事にも同じ事が言えるかもしれませんね。