姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

屋根の上にいると蜂から逃げるのも大変です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今日は梅雨の中休みという感じの晴れ間でした。雨が降りそうで降らない微妙な曇りの天気が続いていたので久し振りに湿度低めの気持ちいい天気で仕事し易かったです。また明日から微妙な天気が続く予報になってるけど、早いとこ梅雨明けして欲しいですね。

 

瓦の下から蜂が出てくるとびっくりします。

 

瓦の修理や葺き替えなどで施工してある瓦をめくるとでっかい蜂の巣に出くわす事があります。たいていはアシナガバチで刺される事も滅多にないんですが、巣があると知らずに触ってしまうと怒って刺されてしまいます。
屋根の上にいると地上にいる時ほど素早く逃げられないし、逃げる場所も限られているので出来るだけ動かずに蜂の活動が落ち着くのを待つしかありません。
蜂にしてみたら自分たちの巣がいきなり動かされたり壊されたりしてるので怒って当然かもしれませんが、こちらも仕事なので駆除しないわけにはいかないんですよね。

f:id:cbr1100xx-superblackbird-01:20190712224332j:image

 

高い所に蜂の巣がある時は大水が来るって言い伝えもあります。

 

蜂の巣が高いところにあると洪水や大潮などの大水がきて、低い所にあると台風などの強風で被害が出るというような言い伝えを聞いた事があります。実際にどれくらいの確率なのかは分からないけど、不思議と高いところにある年は縁の下などの低いところでは見ないですね。去年は暑すぎて今の時期は蜂もあまり活動していなかったし、それより前がどうやったのかは覚えてないので参考になりません。
大水が来て被害が出たらその印象ばっかり残ってしまって蜂がどこに巣をしていたかなんて覚えてないんですよねぇ。

 

スズメバチが一番怖いです。

 

屋根で出くわす蜂はアシナガバチかクマバチがほとんどなんですが、何年かに1回はスズメバチにも出くわします。たいてい現場は山の近くなんですが、工事をする家の小屋裏にでっかい巣をしている事もあって、雨漏りの現場調査で屋根の上を歩いた時の音や振動に刺激されて大量に軒下から出てきてめちゃくちゃ焦った事があります。
結局修理工事の前に蜂の巣を駆除してもらったんですが、直径30cmを超えるサイズやったらしいです。
ミツバチやらアシナガバチには何度か刺された事がありますが、幸いスズメバチにはまだ刺された事がありません。下手すると命に関わるので出来るだけ遭遇したくないですね。
屋根の上で一番出くわしたくない生物かもしれません。