姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

お客さんが欲しいものとお店が拘りたい所は同じとは限りません。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。

ゴルフに行くといろいろな所が痛くなります。腰とか腕とか肩とか。普段使わない筋肉を使うし下手やから山へ谷へと走り回るので体力も半端じゃないくらい消耗するんですよね。

おかげでゴルフの後は2〜3日筋肉痛でヨタヨタになってしまいます。もうちょっと体力つけるのと無駄な動きを減らすようにしないとです。

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お店や会社はついつい売りたいモノを全面に出してしまいます。

 

どんな業種にも言える事ですが、お店や会社など商品やサービスを「売る」側の立場になると自分達が提供している商品やサービスをお客さんが欲しいと思っていると思い込んでしまいます。

どんな商品が売れているのか分析して売れ筋商品を作るといったマーケティング手法を導入しているところも多いし、そこにAIを組み込んでより精度を高めているところもあるようですね。

そうやって分析して商品を開発したら、売りたいって思うのは当然の事ではあります。マーケティングに少なからず投資してたりもするので利益を上げないと投資が無駄になってしまいますしね。

 

買い手側は選択肢がないから購入している場合もあります。

 

でも買い手側としては本当に欲しいモノではなくて、他に選択肢がないから仕方なく購入している事も多いんですよね。

すぐに欲しいのに入手に時間がかかるとか、ずっと使っていたものが廃盤になってしまったり。

代替品として購入する場合は当然ながらもっといいものを見つけたら買ってもらえなくなります。

そういう消費者を狙うのも1つの戦略ですが、どうせならお客さんが本当に欲しいと思ってるものを用意したいなぁって思います。

 

売り手や作り手のこだわりも発信しないと伝わりません。

 

職人の世界のモノづくりは特に「良さを分かってくれる人にだけ伝わればいい」と考えてしまいがちです。

この「良さ」と言うのも売り手と買い手の間で認識にズレがあるんですよね。

そして職人さんって言葉で説明するのが苦手な人が多いんです。もったいないです。

私も得意な方ではなくて、ついつい自分の言いたい事に一生懸命になってしまうのでもうちょっと分かりやすく発信出来るようにしないとです。

それが出来たらもうちょっと仕事の楽しさが伝わって、瓦の仕事に興味を持ってもらえるようになるんじゃないかなぁって感じます。