姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

消防団の年末の夜間警戒が始まりました。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
日曜日はいろいろ遊びに行く予定を詰め込んでたりするんですが、流石に今日は年末の大掃除とか用事を1日みっちりと頑張りました。残ってた事務所の窓ふきとか家の窓ふきとか正月料理の下準備とか。今年は年末年始の休みが8日ほどあるんですが、なんだかんだで結局バタバタしてそうです。

 

夜警が始まるといよいよ年越しという気分になります。

 

消防団に入る前は仕事納めした後の休みは夜はちょっとゆっくりしていて、録り貯めていたテレビ番組を見たりしてたらいつの間にか真っ暗になってました。そんな時に外から消防車が赤色灯を回しながら年末の夜間特別警戒ですって音声を流して走り去っていくのを聞くといよいよ年末も押し迫ってきたなぁって感じてたんですが、消防団に入ると自分が消防車に乗ります。

 

昔は日付変わっても解散してなかったそうです。

 

昔は消防団の夜警というとお酒がつきものやったらしいです。今から考えると飲酒運転なんてとんでもない事やけど、当時はそれが当たり前にだったそうで、恐ろしい時代やったんやなぁって思います。
今でもその名残からか、差し入れとしてビールや日本酒が届きますが、現在ではそれは夜警に参加した人で分配して持って帰っています。とはいうものの、20時から23時過ぎくらいまでは屯所に詰めておかないといけないので、お茶とかコーヒーとお菓子などを用意してパトロールの合間の時間を過ごしています。

 

消防車を運転出来ない人が増えているそうです。

 

村の消防団の車は軽トラの消防車ですが、町の消防車は3t車ベースのものです。私の世代は普通免許で7t未満の中型車まで運転出来るので大丈夫なんですが、免許の区分が変更になった若い人の普通免許では3t車が運転出来ないらしいんです。
消防団でも若い人は減ってるんですが、たまに入ってくる若い人も普通免許しか持ってない事が多くて3t車ベースの消防車を運転出来ない人が少しずつ増えてきてるという話を聞きました。それどころか免許を持っていない人も増えているみたいなので、後10年もしたら消防団の消防車を運転出来る人は激減してるんじゃないかなぁ。

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どの業界も人手不足は深刻やけど、「いざ!」って時に人がいませんっていうのはなんとか避けないと大変な事になってしまいますね。