姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

野焼きは火災に繋がりやすいので要注意です。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
技能検定の実技試験本番の日は朝からよく冷えていました。私も経験がありますが、始まる前は緊張もあって気温以上に寒くて体が冷えている感じがするんです。でもいざ始まってしまうと上着なんて着ていられないくらい暑くて汗もすごくかくんですよね。
試験の終わる時間帯を見計らって会場に行ってみたら無事に制限時間内に完成する事が出来たみたいでホッとしました。これで後は来週の学科試験を残すのみです。

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田んぼの畔や池の堤防の野焼きをする時期です。

 

1月末頃は田んぼの畔やったり池の堤防の雑草を刈りこんでそれを野焼きする事が多い時期です。雨が少なくて乾燥しているので雑草を根こそぎ焼けるし、農閑期なので燃やしても影響が少ないのが理由ですね。だから田舎では今の時期はあちこちで煙が上がっていたりします。
ただ、最近はかなりの田舎でも分譲地が増えてきて野焼きが出来なくなっているところも多くなっていて、刈り込んだ雑草の処理が問題になっていたりします。役所に問い合わせたらゴミ袋に入れてゴミの日に出せって言われるそうです。
尋常じゃない量のゴミ袋の数になるので言われた通りにしても処理してもらえない事もあるんだとか。

 

野焼きの現場に消防車が来ていました。

 

今日も車で移動している時にあちこちで野焼きをしている場面に遭遇したんですが、そのうちの2カ所で消防車が来ていました。野焼きの火がコントロール出来なくなって通報したのか、野焼きを知らない人が通報したのかは分からないけど、今の時期は消防団でも野焼きの通報で連絡が入る事が多いですね。
今日見たのは多分火が大きくなってしまった方な気がします。消防車の数も多かったし、1件は救急車も来ていました。

 

野焼きの火から山火事になった事もあります。

 

昔、うちの近所でも野焼きの火が山火事になった事があります。その時はかなり広範囲に山が燃えてしまって大事になった事が何度かあります。私が消防団に入ってからでも1回山火事で出動した事がありますが、5年~7年に1回は山火事が起きている感じですね。それで10年に1回くらいは消防のヘリコプターが出動して鎮火に何日もかかるような火災になっています。
火災の原因になるのは困るけど野焼きは野焼きで必要な事でもあるので、安全に野焼き出来る方法を考えないとですね。