姫路で瓦の文化を守る四代目表瓦社長のブログ

姫路生まれ育ったの瓦屋根工事店の四代目社長が住宅屋根のお悩みを解決します。

鯱つくりは大人も夢中になるみたいです。

こんばんは。
姫路の瓦工事店、表瓦の表(おもて)です。
今週はいろいろな予定が次々と決まっていて、ほぼ毎日何かの予定が入ってしまっています。現場の確認や調査に出れるのは長くて半日という状況になっているので、あまり事務所でゆっくりデスクワークをする時間も取れていません。普段は出来るだけ予定が続かないようにしているんですが、何か今週だけ重なってしまったんですよねぇ。
むしろ日程の被りがないのが不思議なくらいです。有り難いけど忙しないですね。

 

恒例の鯱つくり教室でした。

 

今日は毎年恒例になっている地元の小学校の5年生を対象にした鯱つくり体験教室でした。今年で32年目になります。私が指導するようになってからでも10年近くにはなるかなぁ。
やり出したのは親父やけど、まさかこんなに続くとは思ってなかったみたいです。でも毎年子供たちのエネルギーと個性豊かな鯱に触れ合う機会があるのはとても有難い事ですね。

 

今年の担任の先生は初体験の方でした。

 

地元の小学校では恒例行事になっていて、校区内のほとんどの家に子供が作った鯱が飾ってあったりするんですが、他の学校から転任してきた先生にとってはこれがかなり珍しい事のようです。
今年の5年生の担任の先生は2人とも今年転任されてきた先生のようで、子供たちから「鯱つくりをする」と聞いて驚いたと仰っていました。
今日の体験教室の前に一度、打ち合わせをした時に「事前学習をしておいてください」とお願いしておいたので、先生も生徒達も予備知識はばっちりやったみたいです。

 

先生も夢中になって作っていました。

 

基本的には子供たちの体験教室なんですが、やった事がない先生には生徒達と一緒に鯱を作ってもらう事にしています。
作り始めるとよっぽど生徒達が騒いだりしない限りは指導は私たちが行うので先生も見る側に回るので、それなら一緒に体験してもらった方がいいんですよね。
そして先生が体験する側に回ると生徒達よりも熱中して鯱つくりをされます。子供と大人の集中力の違いが見られるのはこういう時ですね。
生徒達はある程度休憩を挟まないと途中でダレてしまうんですが、先生は全く途切れる事なく最後まで集中されています。
出来上がった鯱もかなりの出来栄えです。先生から許可を貰えたので、先生の鯱を公開です。焼き上がりが楽しみやなぁ。

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